その他
-
この国の同調圧力 著者 山崎 雅弘
出版 SBクリエイティブ
定価 900円
発行 2023年7月6日
- 日本はなぜ、
ここまで息苦しいのか?
日本人は、なぜこれほどまでに「同調圧力」に弱いのか? 私たちの心と行動から自由を奪う「見えない力」をさまざまな角度から分析し、その構造を読み解き、正体を浮かび上がらせる、現代人必読の書。
-
生成AI
~「ChatGPT」を支える技術はどのようにビジネスを変え、人間の創造性を揺るがすのか?~著者 小林 雅一
出版 ダイヤモンド社
定価 1,800円
発行 2023年7月4日
- 言葉を理解し、文章や画像だけでなくプログラミングコードすら生み出す生成AIは社会をどのように変えるのか? 中心となるOpenAIやマイクロソフト、それに対抗するグーグルなどテック企業の思惑とは? 超スピードで進むAIの進化と社会変革についていくための基礎教養をまとめた、現時点の最良のレポート。
-
ガザとは何か
~パレスチナを知るための緊急講義~著者 岡 真理
出版 大和書房
定価 1,400円
発行 2023年12月22日
- 【緊急出版!ガザを知るための「まず、ここから」の一冊】
2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。長年パレスチナ問題に取り組んできた、パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、平易な語り口、そして強靭な言葉の力によってさまざまな疑問、その本質を明らかにします。
今起きていることは何か?パレスチナ問題の根本は何なのか?イスラエルはどのようにして作られた国?シオニズムとは?ガザは、どんな地域か?ハマースとは、どのような組織なのか?いま、私たちができることは何なのか?
今を知るための最良の案内でありながら、「これから私たちが何を学び、何をすべきか」その足掛かりともなる、いま、まず手に取りたい一冊です。
-
ネット右翼になった父 著者 鈴木大介
出版 講談社
定価 900円
発行 2023年1月19日
- ヘイトスラングを口にする父
テレビの報道番組に毒づき続ける父
右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父
老いて右傾化した父と、子どもたちの分断
「現代の家族病」に融和の道はあるか?
ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!
-
無意識のバイアスを克服する
~個人・組織・社会を変えるアプローチ~著者 ジェシカ・ノーデル
訳者 高橋璃子
出版 河出書房新社
定価 2,700円
発行 2023年5月26日 - 私たちが意識的に持つ信念と衝突する、意図的でない偏見に満ちた行動。職場や医療現場、教育の場、警察など、私たちは、それが存在し、その場を腐敗させ、時には致命的な影響さえ与えることを知っている。しかし、そうした偏見を払拭するには、多大な努力が必要だ。10年にわたってこの問題に取り組んできた著者は、科学的研究と多くのインタビューとを織り交ぜながら、我々の心と行動がどのように変化していくのかを明らかにする。ジョンズ・ホプキンス病院の医師が使用した診断チェックリストが医療における男女の差別的扱いをなくしたこと、スウェーデンの幼稚園で教師がジェンダー・ステレオタイプを根絶するためにした工夫、オレゴン州の警察でマインドフルネスの実践と専門トレーニングにより武力行使が驚くほど減少したこと-著者は何が有効で、それはなぜなのかを探っていく。偏見に満ちた行動は変えられる。本書に概説されているアプローチは、私たち自身と、私たちの世界を作り直す方法を示している。たとえ悪意がなくても、公平に接しているつもりでも、人を差別してしまうことはある。公正でありたいという気持ちと、現に起こっている差別との落差を言い表すために生まれたのが、「無意識のバイアス」という言葉だ。本書の目的は、そんな無意識のバイアスに終止符を打つことだ。
-
~ある新聞記者がみた沖縄50年の現実~
沖縄「格差・差別」を追う著者 羽原 清雅
出版 書肆侃侃房
定価 1,600円
発行 2022年5月15日 - 5月15日。本土復帰から50年。
沖縄における格差や差別。限りない理不尽さは昨日今日、始まったわけではない。明治初期、山県有朋の時代に作り上げられた、実に150年に及ぶ軍事体制がいまも変わらず沖縄を苦しめる。民衆に支持されない、いかなる権力もいつかは破綻する。決して妥協はするな。歴史に学べば、望むべき道は見えてくる。
-
聞く技術 聞いてもらう技術 著者 東畑 開人
出版 筑摩書房
定価 860円
発行 2022年10月6日 - 「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること――。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。
-
デマ・陰謀論・カルト
~スマホ教という宗教~著者 物江 潤
出版 新潮新書刊
定価 780円
発行 2022年11月17日 - 「国会議員や芸能人はゴムのマスクをかぶったゴム人間ばかり」「トランプ大統領率いる光の銀河連合が闇の政府と戦っている」etc.こんなトンデモ話、いったい誰が信じるのか。普通の人ならそう考えるが、SNS上では想像を超えるほど多くの人々が妄説を発信し続けている。かつての怪しげな新興宗教と違い、実体を伴わないからこそ恐ろしい、ネット世界のデマ、陰謀論、カルトの脅威を徹底分析。
-
教室の灯は希望の灯
~自主夜間中学「福岡・よみかき教室」の二五年~著者 木村 政伸
出版 福岡県人権研究所
定価 1,100円
発行 2022年6月24日 - 教育の原点がここにある
笑いがある、つながりがある、出会いがある。福岡市のA中学校に毎週2回、灯がともる自主夜間中学校「福岡・よみかき教室」。
「学び」をもとめて集まる人たち。「教えることは学ぶことである」、林竹二のことばがよみがえる。
ここに登場する学級生は多様である。ノートの一文字一文字に生き方が込められている。
「学び」とは、人と人をつなぐネットワーク。2022年4月九州で最初の公立中学校となる「福岡市立福岡きぼう中学校」が開校した、今こそ自主夜間中学校「福岡・よみかき教室」の歴史に学び、これからの「夜間中学校」の重要性を問題提起する書。
-
ニッポンを蝕む全体主義 著者 適菜 収
出版 祥伝社
定価 840円
発行 2022年4月26日 - 近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。困難と義務を放棄した"できそこないの個人"が全体主義社会を望むのだ。20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。そもそも「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本は、全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。我々に残された対抗手段はあるのか? ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。
-
今すぐ格差を是正せよ! 著者 ベン・フィリップス(著者)
山中 達也(訳者)
深澤 光樹(訳者)
出版 筑摩書房
定価 860円
発行 2022年8月4日 - かつて不平等を批判することは、左翼的で、非現実的な主張とみなされてきた。しかし、現在では、「不平等の拡大は成長と進歩のために必要」としてきた新自由主義的な国の政府やIMFなどの国際機関も、考え方を改めている。不平等の放置は、不正義であるばかりか、経済成長を阻害し、環境問題への取り組みを妨げる「公共悪」として認識されるようになったのだ。しかし、歴史を見れば明らかなように、認識が変わっても、政府はそう簡単には動かない。政府の重い腰を上げさせるには、市民からの突き上げが不可欠なのだ。
-
望まない孤独 著者 大空 幸星
出版 扶桑社
定価 830円
発行 2022年3月2日 - 「助けてください」
「学校でいじめられているわけでもないし、友達や家族と仲が悪いわけでもない。だけど死にたいんです」
「いますぐ命を絶ちたいです」
誰かに頼りたくても頼れない。話したくても、救いを求めたくても、相手がいない――。
日本に暗く横たわる「望まない孤独」を解消するため、一人の現役大学生が立ち上がった。
2020年に開設された24時間365日、誰でも無料・匿名で利用できる相談窓口「あなたのいばしょチャット相談」には、誰にも頼ることができない孤独に苦しむ人々からの相談が、日夜問わず寄せられる。
国会を動かし、孤独・孤立対策担当大臣の設立に繋げた著者が語る「望まない孤独」の正体と、孤独大国・日本が取るべき孤独対策とは。
-
「戦争と社会」という問い (編集委員)
蘭 信三
一ノ瀬 俊也
石原 俊
佐藤 文香
西村 明
野上 元
福間 良明
出版 岩波書店
定価 3,200円
発行 2021年12月24日 - 暴力をコントロールする手段として社会に深く根差してきた戦争は、殺戮や貧困など様々な悲劇を生み出すと共に、自由・平等・豊かさなどの普遍的価値の誕生にも関わってきた。従来の戦争のあり方が大きく変わりつつあるいま、戦時/平時を問わず社会のなかに遍在する戦争や軍事に対抗するための理論的な構図を提示する。
-
ルポ路上生活 著者 國友 公司
出版 KADOKAWA
定価 1,500円
発行 2021年12月27日 - 2021年夏、オリンピックを横目にホームレスと共に生活を見つめた記録
果たして貧困とは何なのか?
2021年夏、オリンピックを横目にホームレスと共に生活を見つめた衝撃の記録。
一日七食のホームレス!? 貯金ができるカラクリとは?
寝床探しから襲いかかる災害・犯罪の恐怖まで、家に帰らず2カ月間の徹底取材。
大阪・西成のドヤ街で暮らした日々をまとめた『ルポ西成』で鮮烈デビューを果たした著者が、《生活》の常識を根底から問い直すドキュメント。
-
世間体国家・日本
~その構造と呪縛~著者 犬飼 裕一
出版 光文社
定価 880円
発行 2021年8月18日
- 「世間体が気になる」「世間体が悪い」といった言葉に象徴されるように、私たちは常に「他人の目」を気にしながら生きている。人は人間関係の中で生きざるを得ない以上、世間体からも逃れることはできない。だが、世間体が健全に機能すれば社会の安定や秩序に貢献するが、それが「負」の働きをすれば、個人の疎外や孤立、組織の硬直化や国としての活力の減退につながることになる。
家庭で、学校で、社会で、人の心の中で世間体はどう作用しているのか。その構造を分析するとともに、私たち現代人は、日本社会を空気のように覆う世間体とどう向き合っていけばいいのか、その指針を提示する。
-
反日 ~東アジアにおける感情の政治~ 著者 レオ チン / 倉橋 耕平 監訳
出版 人文書院
定価 2,700円
発行 2021年8月10日
- 日本はなぜ恨まれるのか?
近年アジアで繰り返された「反日デモ」を見るたびに、多くの日本人はこう感じたのではなかったか。「なぜいまだに我々は憎まれるのか?」と。本書はその要因を、戦後日本の脱植民地主義の失敗と、グローバル資本主義による東アジアの成長、そしてそれらの事態に対する日本社会の徹底的な無知にみる。台湾に生まれ、日本で育った著者が、東アジア全域をフィールドに日本への複雑な感情を多様な切り口で描き出し、対話と和解への道を探る。
-
西成で生きる ~この街に生きる14人の素顔~ 著者 花田 庚彦
出版 彩図社
定価 1,500円
発行 2021年3月25日
- 「人が最後に流れ着く街」と称されることが多い西成。西成とは大阪市西成区の北部にある萩之茶屋、太子、山王、天下茶屋北、花園北を中心とした小さい地域のことを指し、本書ではそのなかで生きる代表的な人たちを取り上げている。 この地域には行政が把握しているだけで2万5000人という人間がいまも生活をしており、その中の多くが簡易宿舎である“ドヤ”や生活保護受給者専用の福祉アパートに居住しているという特徴のある街である。住民登録していない人間も数多いので、実際の人口は行政も把握できてはいない。それらの人たちを陰で支えているのが本書に登場する14人であり、その人たちの素顔と本音をそれぞれ取り上げている。
-
だれかの記憶に生きていく 著者 木村 光希
出版 朝日新聞出版
定価 1,300円
発行 2020年11月20日 - NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」出演で大反響の、若きおくりびとが考えた「最期から逆算する生き方」。納棺師の父に学び、数千人の納棺と葬儀に接して気づいた死生観。「ひとからどう記憶されたいのか」「大切なひとにどんな思い出を残したいのか」を問い直してみると、「どう生きるのか」指針が見えてくる。
-
一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本 著者 古宮 昇
出版 総合法令出版
定価 1,600円
発行 2020年10月9日 - 普段の私たちは「聞く」ことを意識しないために知らない間に人を傷つけていたり、余計な誤解を与えたりしてしまっていることがあります。また、大事な場面で「聴く技術」がないばかりに、大切な相手とのコミュニケーションに失敗してしまうこともあるのではないでしょうか。
聞く技術(傾聴術)を生活の中で生かすことができれば、人間関係を良好にし、大切な人との関係をさらに構築でき、信頼も得ることができるはずです。人とのコミュケーションが欠かせない職場や現場はもちろん、日常生活の中で活かすことができるより実用的かつ具体的な例で、わかりやすくすぐに使える「聴く技術の本」を目指します。
-
100点のほめ方 著者 原 邦雄
出版 ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価 1,500円
発行 2020年8月28日 - 100点のほめ方で、人生が変わる。
50万人以上に伝えてきたメソッドをまとめた、「ほめ本」の決定版!