パワー・ハラスメントとは、一般的には組織において、上司が「職務権限を使って職務とは関係ない事項について、あるいは職務上であっても適正な範囲を超えて、有形無形に部下に圧力を繰り返し、精神的苦痛を与えること」と考えられます。
パワハラには、スウェーデンの心理学者ハインツ・レイマンによる「職場で受けるいじめの5段階」という理論があります。
部下の自己表現を妨害する |
部下を孤立させる |
同僚の前で部下をこきおろす |
仕事で部下の信用を傷つける |
部下の健康を危険にさらす |
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「あなたはパワハラをしていませんか」「あなたはパワハラを受けていませんか」次の設問に対して思い当たることがあれば、チェックしてみてください。
【加害者編】
○ 部下を立たせたままでよく説教をしたことがある
○ 部下の人間性(性格等)を攻撃したことがある
○ 部下を怒る時に、周囲の状況を気にしたことはない
○ おとなしい部下には、ついつい口うるさくなる
○ 今までに部下に暴力を振るったことがある
○ 部下は自分の顔色を見て、行動しているような気がする
○ 突然の休暇をちょくちょく取る部下がいる
○ 今までに複数の部下が辞めたことがある
○ 部下が精神的な病気になったことがある
○ 自分の意見に反論をする部下はいない
○ 自分に反抗的な部下がいる、または嫌いな部下がいる
○ 部下に意見を述べられるとむかつく
○ 若手社員は、生意気だと思う
○ 他のセクションの部下は出来が良い、出来の悪い部下ばかり、押し付けられている気がする
○ 部下の顔、行動を見るにつれイライラしてくる
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このチェックは、パワハラ的な行為および、パワハラを起こす可能性のある心理状態です。該当すれば「パワハラ」的要素があるといえるでしょう。
日頃、無意識に部下に対して行っていることが、「パワハラ」になっている可能性があるのです。
また、日頃の職場や部下に対する心理状態が「パワハラ」を起こす要因となります。
心あたりは、ありますか?
重要なことは、常に自分がしている行動に対して、部下がどのように感じているかをあなた自身が認識することなのです。 |
【被害者編】
○ 「役立たず、お前なんかいてもいなくても同じだ」などと、無能扱いされた
○ ちょっとした仕事のミスをとらえられ、「クビだ、明日から来なくていい」といわれた
○ 仕事を与えられず、継続的に無視された
○ 自分だけ過重なノルマを与えられた
○ 時間外の飲み会や趣味を強要された
○ 仕事が終わって帰ろうとすると「俺が残っているのに先に帰るのか」と繰り返しいわれた
○ 「理由なく、俺のいうとおりにしろ」などと強制された
○ 「お前はノロマ」だと他人の前でののしられた
○ 「お前のせいで業績が伸びない」などと他社員の前でいわれた
○ 飲み会で「酒も飲めないのか、歌もうたえないのか」といわれた
○ 「親の顔が見てみたい」などと、仕事に関係のない家族のことまでいわれた
○ 上司から暴力を振るわれた
○ 出身校など、学歴をバカにされた
○ 席が近くても、仕事のことは全てメールで、一切話しをしてくれない
○ あいさつをしても無視される
◆該当するものがあれば、パワハラを受けている可能性があります。
繰り返し受けている場合、事態はかなり深刻です。