女性・性差別
-
ひとりひとりの「性」を大切にする社会へ 著者 遠藤 まめた
出版 新日本出版社
定価 1,500円
発行 2020年1月21日 - 「LGBT」や「ジェンダー」などの言葉が広がる昨今。私たちは、どれくらいその意味や実態を知っているでしょうか?「多様性」が問うているのは、実はマイノリティの尊厳だけではなく、他ならぬ私たち一人ひとりの生き方かもしれません。
誰もが自分らしく生きられる社会にするために、まずここから一緒に考えてみませんか?
-
LGBTとハラスメント 著者 神谷 悠一/松岡 宗嗣
出版 集英社
定価 820円
発行 2020年7月17日 - 「“知らなかった”と“知ってるつもり”が“知って良かった”に変わる、必読の一冊です」――小島慶子氏(エッセイスト)推薦!
いわゆる「パワーハラスメント防止法」が二〇一九年に成立し、あらゆる企業がLGBTに関するハラスメント対策をとり、プライバシー保護の対応を行うことが義務化された。
しかし、未だLGBTに関わる政治家の失言やネットでの炎上事例は後を絶たない。
本書では「よくある勘違い」を多くの実例をもとにパターン分けし、当事者との会話において必要な心構えを紹介。
また、職場における実務面での理解も促す構成となっている。
知っているようで知らない、LGBTの「新常識」がここにある。
-
「許せない」がやめられない ~SNSで蔓延する 「#怒りの快楽」依存症~ 著者 坂爪 真吾
出版 徳間書店
定価 1,700円
発行 2020年7月2日 - SNS上の怒りの声はなぜ当事者でない人まで自分の怒りと同一視させて、許せないという気持を蔓延させるのか。社会病巣を抉る。
-
その名を暴け ~#MeTooに火をつけた ジャーナリストたちの闘い~ 著者 ジョディ・カンター/ミーガン・トゥーイー
出版 新潮社
定価 2,150円
発行 2020年7月30日 - 標的は成功を夢見る女性たち――映画界で「神」とも呼ばれた有名プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインは、長年、女優や女性従業員に権力を振りかざし、性的暴行を重ねてきた。自身の未来を人質にされ、秘密保持契約と巨額の示談金で口を封じられる被害者たち。沈黙の壁で閉ざされていた実態を、ふたりの女性記者が炙り出す!
-
マスコミ・セクハラ白書 著者 WiMN(メディアで働く女性ネットワーク)編著
出版 文藝春秋
定価 1,600円
発行 2020年2月13日 - 「胸触っていい?」「抱きしめていい?」テレビ朝日の女性記者に対する財務省幹部のセクシュアルハラスメント事件は、世間に大きな衝撃を与えた。しかし、この記者を自分たちと重ね合わせた女性たちがいた。声なき声をすくいあげ、社会に届けるジャーナリズムに携わってきた多くの女性記者たち。彼女たち自身が声なき声の当事者だった。
事件をきっかけに、2018年春に「メディアで働く女性ネットワーク(WiMN)」が発足。会員約30人の決意の告白、最近のセクハラ事件を取材した社会時評、そして主要メディアのセクハラ対策調査を、これからペンを持とうとする女性たちへ贈る。
-
東京貧困女子。
~彼女たちはなぜ躓いたのか~著者 中村 敦彦
出版 東洋経済新報社
定価 1,500円
発行 2019年4月5日 - 貧困なんて他人事だと思ってた。奨学金という名の数百万円の借金に苦しむ女子大生風俗嬢、理不尽なパワハラ・セクハラで日常の職場で耐える派遣OL、民間企業よりもひどい真面目な女性ほど罠に嵌る官製貧困、明日の生活が見えない高学歴シングルマザー・・・
彼女たちが陥った、あなたのすぐそばに実在する「見えない貧困」の物語を少しでも知ってほしい。
-
LGBTヒストリーブック
~絶対に諦めなかった人々の100年の闘い~著者 ジェローム・ポーレン
出版 サウザンブックス社
定価 2,600円
発行 2019年12月21日 - ピンクの三角形、ラヴエンダー狩り、ストーンウォールの反乱、ハーヴィー・ミルクの暗殺、エイズ危機、ヘイトクライム、数々の裁判、同性婚の現実・・・。LGBTの権利を求めて闘った100年にわたる歴史は、一進一退を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、時には劇的に、前へ前へと進められてきました。そこには、決して諦めることのなかった、有名無名を問わないたくさんの「ヒーローたち」の活躍がありました。
-
ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた
~あなたがあなたらしくいられるための29問~著者 佐藤 文香監修
一橋大学社会学部 佐藤 文香ゼミ生一同著
出版 明石書店
定価 1,500円
発行 2019年6月21日 - 日常の中の素朴な疑問から性暴力被害者の自己責任論まで――「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みつつ、それらに真っ正面から向き合った、真摯で誠実なQ&A集。
-
女性のいない民主主義 著者 前田健太郎
出版 岩波書店
定価 820円
発行 2019年9月 - 日本では男性に政治権力が集中している。何が女性を政治から締め出してきたのか。そもそも女性が極端に少ない日本の政治は,民主主義と呼べるのか。客観性や中立性をうたってきた政治学は,実は男性にとって重要な問題を扱う「男性の政治学」に過ぎなかったのではないか。気鋭の政治学者が,男性支配からの脱却を模索する。
-
僕が夫に出会うまで 著者 七崎 良輔
出版 文藝春秋
定価 1,300円
発行 2019年5月 - 大反響のウェブ連載、待望の書籍化!
2015年、築地本願寺ではじめての「同性結婚式」を挙げた本人が、その半生を実際に振り返った、愛と青春、涙と笑いのストーリー。
幼少期のいじめ、学生時代の初恋、失恋、抑えきれない嫉妬、そして友人、親へのカミングアウト──。
「普通じゃない」と言われ、人知れず苦しみつづけたセーラームーン好きの少年は、それでも懸命に自分と向き合い、明るく前のめりに光を求め、巡り会えたパートナーと、幸せを掴んだ。
その道のりは、誰もが共感しうる「青春の蹉跌」「人生の喜怒哀楽」に満ちている
-
科学の女性差別とたたかう
脳科学から人類の進化史まで著者 アンジェラ・サイニー
出版 作品社
定価 2,400円
発行 2019年4月 - 「“女脳”は論理的ではなく感情的」「子育ては母親の仕事」「人類の繁栄は男のおかげ」……。
科学の世界においても、女性に対する偏見は歴史的に根強く存在してきた。
こうした既成概念に、気鋭の科学ジャーナリストが真っ向から挑む!
神経科学、心理学、医学、人類学、進化生物学などのさまざまな分野を駆け巡り、19世紀から現代までの科学史や最新の研究成果を徹底検証し、まったく新しい女性像を明らかにする。
自由で平等な社会を目指すための、新時代の科学ルポルタージュ
-
はじめて学ぶLGBT
~基礎からトレンドまで~著者 石田 仁
出版 ナツメ社
定価 1,600円
発行 2019年1月 - LGBTにまつわる基礎的な知識を、はじめて学ぶ人にも理解しやすいようにまとめた書籍です。
「性自認」「性的指向」といった基本的な用語解説のほか、カミングアウトや学校教育、当事者の健康、法律上の問題、自治体の取り組み、市民生活など、さまざまなアプローチからLGBTについて論じています
-
LGBTと家族のコトバ 著者 LGBTER(エルジービーター)
出版 双葉社
定価 1,500円
発行 2018年11月 - 国会議員の「生産性がない」発言や、『新潮45』の記事などで議論を巻き起こしたLGBT問題。本書は「娘が息子になった家族」や「かつては母だった父」、「ゲイ3人で同棲するカップル」など、LGBT当事者とその家族ら15名の赤裸々な半生を掲載。「家族とは?」「幸せとは?」と問いかける珠玉のインタビュー集
-
カミングアウト
~LGBTの社員とその同僚に贈るメッセージ~著者 ジョン・ブラウン
翻訳 松本 裕
出版 英治出版
定価 1,900円
発行 2018年9月 - 自分を隠すのをやめた時、すべてが変わり始める 「世界で最も尊敬されるCEO」に選ばれながら、同性愛のパートナーをめぐるスキャンダルで失脚した著者。だがそれは新たな素晴らしい人生の始まりだった――。 世界的なビジネスリーダーが長きにわたる「自分を隠し続けた」日々とカミングアウトの経験、100人以上のLGBTの人々への取材をもとに語る、職場における性的少数者と周囲の人々へのメッセージ
-
男女平等はどこまで進んだか
~女性差別撤廃条約から考える~監修 山下 泰子
矢澤 澄子
編集 国際女性の地位協会
出版 岩波書店
定価 900円
発行 2018年6月 - 日本が女性差別撤廃条約を批准して30年以上。この間、批准した内容に沿って女性の地位や権利の向上は進んだでしょうか。そうとは言い難い現実をふまえ、条約の理念と条文の内容を身近なテーマやトピックスを入り口にやさしく解説し、家庭や職場、地域での課題を明らかにします
-
カミングアウト 著者 砂川 秀樹
出版 朝日新書
定価 760円
発行 2018年4月 - 自分が性的少数者であることを、打ち明けること-それは自己を引き受けると同時に必然的にわたし/あなたの関係の再構築を要請する。ときには関係の破綻に至ることを覚悟しながら、人は「告白」する。「再-関係」をめぐる葛藤を、実例に沿って描く
-
トランスジェンダーと職場環境ハンドブック
~誰もが働きやすい職場づくり~著者 東 優子、虹色ダイバーシティ、ReBit
出版 日本能率協会
定価 2,000円
発行 2018年4月 - 性科学・ジェンダー研究に取り組みトランスジェンダーに関する著書・訳書も刊行してきた大阪府立大学教授の東優子、LGBTを含めた誰もが働きやすい職場環境づくりのための研修やコンサルティングを行う特定非営利活動法人虹色ダイバーシティと、就職活動の支援など若い世代の問題を中心に活動している特定非営利活動法人ReBitが、共同して執筆にあたっています。三者が共同することで、国内外の研究やアクティビズムに基づく知見や多くの企業事例、実際に働いているトランスジェンダーの人々の声を収録することができました
-
「ふつう」ってなんだ?
~LGBTについて知る本~著者 特定非営利活動法人ReBit 漫画 殿ヶ谷美由記
出版 学研プラス
定価 4,800円
発行 2018年2月 - 「男」か「女」で単純に性別を分けられない人が日本には7.6%いる。(40人の教室に約3人)この本を読めば、性の多様性について正しく学べ、お互いの理解を深められる。日常や学校現場での事例を、マンガと図解で小中学生に読みやすく解説
-
働く女子のキャリア格差 著者 国保 祥子
出版 筑摩書房
定価 800円
発行 2018年1月
- 今や過半数を超えた夫婦共働き世帯。育休後職場復帰して、いかに活躍できるか、活躍の環境をどう整えるかが個人と企業の双方に問われている。働く女性側には「時短トラップ」「マミートラック」「ぶら下がり化」など数々の両立の壁が、受け入れ企業側には「過剰な配慮」「理解のない上司」「権利主張女子」問題が……。本書では、職場の問題の根源を分析し、全体の生産性アップのための解決策を具体的に提案する――働きやすく、やりがい・キャリアも実現する真の働き方改革とは。育休取得者4000人が生まれ変わった思考転換メソッドを初公開!
-
あなたが気づかないだけで神様もゲイもいつもあなたのそばにいる 編集 平良 愛香
出版 学研プラス
定価 1,300円
発行 2017年11月 - 「同性愛は罪」とするキリスト教の教えと差別に苦悩した後、「神はすべての人を愛する」と確信、日本で初めてゲイであることを公表して牧師となった平良愛香。激動の半生と「差別者にも被差別者にもならないため」に気づいてほしいことを綴った必読の書