ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

書籍紹介

お薦めする人権関係図書です。書籍紹介の「内容の概略」は出版社の紹介文を引用しています。

同和問題

「人権の世間」をつくる
著者 奥田 均
出版 解放出版社
定価 1,575円
発行 2013年8月
部落差別をはじめ、福島差別、水俣差別、ハンセン病回復者への差別などさまざまな差別の現実と共通性を見据え、 過去の差別事件や同和行政の基本、人権意識調査の再整理を試みる。
今後の人権行政の課題を問いかける論集。
猿まわし
〜被差別の民俗学〜
著者 筒井 功
出版 河出書房新社
定価 1,995円
発行 2013年7月
中世以前、猿は信仰され、馬の守り神でもあったが、猿に関わる人はなぜ差別されるようになったのか、猿まわしからさかのぼり、各地の猿地名と「呪的能力者」から探る。
部落・差別の歴史
〜職能・分業、社会的位置、歴史的性格〜
著者 藤沢 靖介
出版 解放出版社
定価 2,940円
発行 2013年6月
近世政治起源説の批判を端緒に、差別を「平人」社会形成からの疎外・排除ととらえ、全社会的な歴史過程に位置づける。部落の生業・職能に注目し、社会的分業体制における部落の位置を検討、部落を自律的な集団として把握するとともに、その活動領域の特異性(境界領域)に部落差別解明の鍵を見いだした。
差別とアイデンティティ
編著者 畑中 敏之
朝治 武
内田 龍史
出版 阿吽社
定価 2,625円
発行 2013年6月
差別と被差別の関係性の狭間で、解放の主体としてのアイデンティティ形成を戦略として構築してきた被差別者の歴史に、しなやかさとしたたかさを学び、現代人が見失っているものを改めて提示する論稿集。
芸能入門・考
〜芸に生きる〜
著者 小沢 昭一
土方 鉄
出版 明石書店
定価 1,890円
発行 2013年4月
社会の最底辺で厳しい差別を受けながらも、それを逆手にとって民衆の生活に豊かな潤いを作りだしてきた日本の芸能。猿楽能、大道芸、放浪芸など、生活と労働に根差した芸能の原初の姿を追い求めて全国各地を歩き、その根源に迫る
弥栄のきずな
著者 林 由紀子
出版 毎日新聞社
定価 1,365円
発行 2013年4月
京都・祇園町にあった、日本最古の小学校を受け継いだ弥栄(やさか)中学校。さまざまな背景や困難を抱える生徒と教師らが支え合う人権教育を見つめた感動のルポ。
穢れと神国の中世
著者 片岡 耕平
出版 講談社
定価 1,785円
発行 2013年3月
誰が、いつ、どのように生み出したのか?
穢観念と、排除される他者、そして生まれる<われわれ>という意識。中世史の一大テーマに挑む意欲作!
列島に共通して見られる、出産と死を「穢」とみなす民俗習慣。その起源の探求は九〜十世紀に制定された『延喜式』に行き当たる。その他数多くの史料を、当時の息づかいがわかるように参照し、「穢」という不可思議な意識と、社会秩序感覚が生み出された過程を明らかにする。
さらに、神国という<われわれ>意識、つまり国家意識の萌芽を見出さんとする挑戦的な歴史学の試み。
差別と反逆
〜平野小剣の生涯〜
著者 朝治 武
出版 筑摩書房
定価 2,940円
発行 2013年01月
国水平社創立に参加したただ一人の東北人、その存在は歴史から忘れ去られてきた。平野小剣は、東北出身として唯一人の全国水平社創立メンバーである。また、晩年は国家主義運動に転ずるなど、激しい時代とともに生きた。初の本格的評伝。
自力自闘の解放運動の軌跡
〜被差別部落に生まれ、育ち、闘う〜
著者 森田 益子
出版 解放出版社
定価 1,575円
発行 2012年12月
高知の被差別部落に生まれた著者が、部落差別・女性差別と闘い、すべての人が暮らしやすい世の中を築くため、福祉運動など多様な運動を展開した88年の自力自闘の人生を綴る。
橋下徹現象と部落差別
著者 宮崎 学
小林 健治
出版 にんげん出版
定価 987円
発行 2012年12月
橋下市長に対する差別的キャンペーンの問題点を探り、『週刊朝日』、さらに昨年10月に出された『新潮45』、『週刊新潮』、『週刊文春』を糾弾する。
おいべっさん
著者 竹内 紘子
出版 解放出版社
定価 1,470円
発行 2012年12月
サヤは、徳島市在住の小学5年生。お正月、山奥で一人住まいのおばあちゃんのところに行くことに。そこで出会う自然や人間模様、人形遣いリエの出産。木偶のおいべっさんは、ただの人形なのか? 感受性豊かにつづられる物語。
隣保館
〜まちづくりの拠点として〜
著者 大北 規句雄
出版 解放出版社
定価 1,680円
発行 2012年11月
19世紀後半、イギリスのロンドンに起源をもつセツルメントから発展した隣保館。歴史的経過や変遷、隣保館自身の改革の足跡等、実態調査を基に検証。まちづくりの拠点として生かす機能や役割をもった、期待される隣保館のありかたを提言。
ピストルと荊冠
〜<被差別>と<暴力>で大阪を背負った男・小西邦彦〜
著者 角岡 伸彦
出版 講談社
定価 1,575円
発行 2012年10月
ヤクザと部落解放運動活動家の二束のわらじをはき、莫大な富と権力を握った男・小西邦彦。晩年「飛鳥会事件」で逮捕され失意の中この世を去った。その力は行政、警察、税務署、財界にまで及び権勢を振るった。約40年間、解放同盟支部長の職にあったが、次第に人生の目的は福祉事業へと変わり、老人ホームや保育園経営に邁進する。それは解放運動関係者の不祥事が続き、運動衰退の時期となぜか重なった。人生の「貧困と清濁」を体現した男の波乱万丈の生涯を描く。講談社ノンフィクション賞受賞第一作。
差別の境界をゆく
〜生活世界のエスノグラフィー〜
著者 岸 衞
桜井 厚
出版 せりか書房
定価 2,415円
発行 2012年10月
「これほど長く被差別部落に通い続けたのは、ひとに出会うためにほかならなかった」と考える著者たちが、人びとの生活世界をとおして「差別のまなざしの変化」を記録し、丁寧に読み解いたエスノグラフィーの力作。
戦後部落解放運動史
〜永続革命の行方〜
著者 友常 勉
出版 河出書房新社
定価 1,365円
発行 2012年4月
社会をゆるがした被差別部落民の闘いは何を問いかけたのか。戦後から現在にいたる運動、行政、文化などの各領域の経験を思想的に検証する俊英による、いまだ誰もなしえなかった果敢な試み
河原ノ者・非人・秀吉
著者 服部 英雄
出版 山川出版社
定価 2,940円
発行 2012年4月
社会の重要な役割を担いながらも、差別に耐え、誇りを持って生きてきた人びと。中世史の観点から差別の歴史を叙述。
どん底
〜部落差別自作自演事件〜
著者 高山 文彦
出版 小学館
定価 1,995円
発行 2012年4月
03年12月から09年1月まで、被差別部落出身の福岡県立花町嘱託職員・山岡一郎(仮名)に対し、44通もの差別ハガキが送りつけられた。山岡と部落解放同盟は犯人特定と人権啓発のために行政や警察を巻き込んで運動を展開していったが、09年7月に逮捕された犯人は、被害者であるはずの山岡一郎自身だった。なぜ山岡はハガキを出さざるを得なかったのか−−現代の部落差別の構造と山岡の正体に鋭く迫りながら、部落解放同盟が”身内”を追及する前代未聞の糾弾のゆくえを追う。
永井荷風と部落問題
著者 野町 均
出版 リベルタ出版
定価 1,995円
発行 2012年3月
独立自尊、根っからの自由人として明治から昭和を駆け抜けた永井荷風の一風変わった人生に寄り添いながら、部落差別をめぐる彼の作品の原テキストの運命を徹底追究。「差別用語」を隠したり言い換えたりすることは、歴史を削除し書き換えるものであると訴える。部落問題をめぐる今日の歪んだ問題状況への元高校長の勇気ある直言!
部落解放運動の歩み100項
〜ビジュアルブック〜
著者 部落解放・人権研究所
出版 解放出版社
定価 1,575円
発行 2011年12月
日本における最初の人権宣言として多くの人々に影響を与えてきた水平社宣言。部落差別撤廃と人権確立を求めた水平社の闘いは、現在の部落解放運動に脈々と受け継がれている。本書は100項目の解説、多くの写真・資料で語る。
解放令の明治維新
〜賤称廃止をめぐって〜
著者 塩見 鮮一郎
出版 河出書房新社
定価 1,365円
発行 2011年6月
明治4年、一片の太政官布告で、穢多非人ら賤民は解放された。しかし本当に解放されたのか。解放令以前以後の、血と涙、努力と思惑の社会政治学。

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