ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

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みずほ証券 ダイバーシティ&インクルージョンへの取組み

みずほ証券では、ダイバーシティの推進を重要な経営課題の一つと捉え、国籍、性別、年齢、キャリア、ライフスタイルなどの違いにかかわらず、新鮮な発想、多様な経験・考え方の融合を図り、新しい価値を生み出すことを通して、お客さまに最高のサービスを提供できる企業をめざしてきました。
今般、従来のダイバーシティ推進をさらに進化させ、多様な人材の成長と活躍を実現するダイバーシティ&インクルージョンへとステージを上げ、今後の取組みを加速・発展させていきます。
今回は、仕事と生活の調和を図りながら働き続けられる職場環境の整備に向けた取組みのうち、育児・介護と仕事との両立支援のための施策についてご紹介します。

子育てサポート企業として「プラチナくるみん」認定を取得

(1) 育児と仕事の両立支援への取組み
半日休暇の取得拡大などの勤務支援制度の柔軟化や保育施設補助金の拡充(早期復職支援の一環)などの制度整備に加え、上司・本人への両立支援ハンドブックの配付や、育児支援コーナーを社内イントラネットに設置するなど、「制度内容を理解し、使ってもらう」ための取組みに力を注いできました。
さらに、産前休業前や育児休業中社員が対象のセミナー開催や、復職支援プログラム(復職直後の社員が対象)の導入など、スムーズな職場復帰をサポートする体制も整え、育児と仕事を両立しながら長く活躍できる環境づくりを推進しています。
2016年度からは、男性社員の育児休業取得率100%を目標に掲げ、男女を問わず、社員の積極的な育児参画をサポートしていきます。

(2) 「プラチナくるみん」認定の取得
前述の取組みを進めた結果、2015年9月、改正次世代育成支援対策推進法に基づき、社員の子育てをより高い水準でサポートする特例認定企業として「プラチナくるみん」認定を受けました。

プラチナくるみんマーク

仕事と介護との両立に関する主な取組み

急速な高齢化により、「介護は定年までに多くの社員が直面する」との考えのもと、次の3点に積極的に取り組んでいます。

(1) 介護支援制度の拡充
「仕事と介護の両立」に関する「勤務支援制度」として、次の制度を導入しています。2015年度から制度を拡充し、介護休業や介護に係る短時間勤務・時差出勤などの利用可能日数の大幅な引き上げを実施。2016年度から各種制度をさらに見直し、介護離職を余儀なくされることのない職場環境や仕組みを整備しています。
①時間外勤務の軽減や免除     ②深夜勤務の免除     ③介護支援の短時間勤務措置   
④介護支援の時差出勤  ⑤介護休暇  ⑥介護休業
(2) 「支援ツール」としての介護関連情報の提供
介護に関して「どうしたら良いかわからない!」という社員の声に応えるため、社内イントラネットに「介護イントロダクション」コーナーを設け、当社の介護支援制度をはじめ、介護の基礎知識や介護保険について情報提供しています。
また、社員が不安や悩みを相談するための、外部専門家(介護相談員)による相談窓口「介護コンシェルジュデスク」も設置。電話・電子メールにて「介護保険とは?」「遠距離介護を想定し備えておくべきことは?」といった基本的な照会や相談のほか、介護保険申請の代行、ケアマネージャーの紹介・手配、介護施設の紹介などにも対応しています。

(3) 介護について考える機会の提供
40歳以上の社員向け研修の一環として、介護と仕事を両立するため、何をどのように準備すべきかを事前に考え、ライフプランを想定する機会を提供しています。また、2014年度から、希望者を対象に「介護と仕事の両立セミナー」を開催しています。

両立支援ハンドブック(本人用)

両立支援ハンドブック(上司用)

※「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた証の一つで、2015年4月に開始されました。2016年3月末時点で、79社が認定を 取得しています。

2017.4掲載

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