私たちは企業の立場から人権の輪をひろげるため、人権に関するさまざまな情報を発信しています。

会員のCSR

日本たばこ産業 〜アフリカの森林と人々の暮らしを守る取り組み〜

▲植林する樹木は苗から育成 JTグループでは、経営理念として「お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていく」とする“4Sモデル”を掲げています。この理念は、社会的責任をどのように果たしていくのか、そして社会の持続可能な発展に貢献していくのかを示すものであり、JTグループ環境経営の原点となっています。

 この理念に基づき、地球環境への取り組みを経営の最重要課題の一つとして位置付け、環境経営の基本方針となるJTグループ環境憲章を策定し、その実現に向けた環境負荷低減活動・環境保全活動を計画的かつ継続的に推進しています。

事業活動と環境との調和に向けて

 JTグループは、世界120カ国以上で事業を行うグローバル企業であり、たばこ・医薬・食品の領域で事業を展開しています。自然由来の原材料を使用し事業を展開しているJTグループにとって、社会の持続可能性に影響を与える気候変動への対応は、地球環境への取り組みの中でも最重要課題となっています。この特徴的な取り組みとして、地域コミュニティの生活支援を通じた環境保全活動の取り組みについてご紹介します。

アフリカにおける森林保全活動

 アフリカのマラウイ、タンザニア、ザンビアは、当社製品の主要原料である葉たばこの産地であり、葉たばこの生産過程において必要な乾燥時に木材が使用されています。また、これら地域では、日常の生活において木材が燃料として利用されています。こうした状況下、木材需要を賄うために樹木の伐採が進んでいけば、森林面積の減少や農地の土壌流出などの環境問題に影響を及ぼします。

▲農業向け灌漑用ポンプ
▲農業向け灌漑用ポンプ ▲環境にやさしい簡易トイレ


▲燃焼効率の良い改良型かまど このようなリスクに対し、農業分野での海外支援活動において豊富な実績を有する米ワシントン州立大学と同大学の関連するNGOとの協働により、2007年よりマラウイ、タンザニアで、2010年にはザンビアで森林の再生を目的に植林/森林保全活動を展開しています。

地域コミュニティの生活向上に向けて

▲ポンプ付き井戸  この活動の特徴は、地域に合った樹種の苗木を植えるだけではなく、木材使用量の削減、さらには森林の持続的な維持管理に必要不可欠である地域に住む人々の生活基盤の向上も含めた多面的なアプローチで森林保全に取り組んでいる点です。例えば、木材が葉たばこ乾燥や家庭用燃料に使用されていることから、省エネ型葉たばこ乾燥施設に加え、レンガで火を囲うことで燃焼効率を高めた改良型かまどの普及に取り組んでいます。

 JTグループにとって、葉たばこは事業に欠かせない原料です。地域の人々と協力して環境を守り、持続可能な葉たばこ生産の実現をめざします。

 JTグループは、事業活動と環境との調和の実現に向けて、引き続き環境保全にグループ一丸となって取り組んでまいります。

2014.1掲載

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