ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

書籍紹介

お薦めする人権関係図書です。書籍紹介の「内容の概略」は出版社の紹介文を引用しています。

きみ江さん
~ハンセン病を生きて~

著者 片野田 斉
出版 偕成社
定価 1,600円
発行 2015年2月

元患者のきみ江さんの人生からハンセン病問題を浮き彫に「ハンセン病」はかつて不治の病、遺伝病と考えられ、患者やその家族は差別や偏見に苦しんできました。症状が、体温の低い顔や手足にあらわれたこと、また、「らい予防法」という法律により、患者の強制隔離が長く続いたことが、この人権侵害を助長してきました。1996年に「らい予防法」は、廃止されますが、差別と偏見はいまだなお、続いています。この本は、元ハンセン病患者である山内きみ江さんの生い立ちから現在までを描くことで、元患者の人生、そして、社会問題ともいえるハンセン病問題を浮き彫りにします

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