ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

書籍紹介

お薦めする人権関係図書です。書籍紹介の「内容の概略」は出版社の紹介文を引用しています。

#黙らない女たち
~インターネット上のヘイトスピーチ・複合差別と裁判で闘う~

著者 李 信恵
上瀧 浩子
出版 かもがわ出版
定価 1,300円
発行 2018年8月

ヘイトスピーチを拡散した在特会と、まとめサイト「保守速報」との裁判の記録。
在特会による民族を理由としたインターネット上での度重なる誹謗中傷。「ここで泣き寝入りしたら、別のだれかが同じ思いをする」。
奮起した著者は、名誉毀損でふたつの裁判を起こす。
ひとつは在特会への裁判。
もうひとつは、まとめサイト「保守速報」への裁判。
本来、多様な人たちが発信し出会う場であるインターネットを、これ以上ヘイトスピーチの舞台にはしない。「在日朝鮮人」で「女性」であることへの二重の差別=複合差別も許さない。裁判にかける著者の想いをつづる。
インターネット上での誹謗に苦しむ人、マイノリティ女性、ヘイトスピーチに「黙らさ」れているすべての人に贈る、闘いの記録

一覧へ戻る