ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

書籍紹介

お薦めする人権関係図書です。書籍紹介の「内容の概略」は出版社の紹介文を引用しています。

暴露と曲解 部落ってどこ?

著者 奥田 均 / 高橋 典男 / 土屋 光子
出版 部落解放・人権研究所
定価 1,000円
発行 2020年10月1日

部落差別解消推進法が2016年に施行されましたが、その成立の背景のひとつである、同和地区情報の暴露をはじめとしたインターネット上の部落差別はいまだに後を絶ちません。他方で、本法の附帯決議では、教育・啓発や実態調査によって「新たな差別を生むことがないよう」うたわれていますが、それを曲解して、当事者の声や実態を顧みずに施策が進められようとしています。本書は、こうした同和地区の所在地情報をめぐる混乱に一石を投じる内容です。部落差別の解消に取り組む方にとって必読の書です。

一覧へ戻る