
人間の死体を解剖することによって、人体の仕組みが正しくわかり医学は大きく発展しましたが、日本では古くから人体解剖はタブーでした。そのような中で、1754年に医師の山脇東洋らが日本初の人体解剖を実現しました。それから17年後、蘭学を学んだ杉田玄白や前野良沢らの医師が、人体解剖をしてオランダの解剖書『ターヘル・アナトミア』の正確さに驚き、『解体新書』を翻訳出版したことは有名です。 しかし、実際に人体解剖をしたのは、山脇東洋でも杉田玄白でもなく、被差別部落の人たちでしたが、この事実は一般的に知られていません。 1996年度版の小学校教科書では「人体解剖の図」の挿絵と説明が入りましたが、実際に人体解剖を執行した被差別民の役割については触れられていませんでした。しかし、2000年度版で初めて、医学・文化の発展に貢献した被差別身分の人々の記述が現れました。 |
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