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その後、実家を出て一人で新しい人生を始める事を決意しました。
当時洋服に興味があった私は、行きつけのブティックの店員からマヌカン業(洋服販売)を紹介してもらいました。その会社は寮も完備されていて私にとってはうってつけの職場となりました。この仕事により私は意外な事実を知ることができました。
長年家族に自分の人格を否定され、同時に苛酷な要求をされる中で、愛されたい一心で努力してきましたが、社会に出て働いたことにより、本当の自分の能力を知る事ができたのです。
つまり、実家での苛酷な日々のおかげで、社会の仕事をいとも簡単にこなす事ができ、即結果が出せたのでした。
マヌカン業半年にて16歳の私が多くの先輩を差し置き、店長として一軒の店舗をまかされることになりました。
その後私は自分を信じて8年後に自らオーナーとして、ブティックを開業することが出来ました。
しかし、わずか1年で倒産し、23歳で400万円という多額の借金を持つ事になりました。
私に高校中退のレッテルを貼る両親は、社会に出てからもたびたび私に兄達の学歴自慢をする電話をしてきては私の自信を潰しにかかりました。
だからこそ私自身も必死でもがき、必要以上に高い目標を掲げては、「親の呪縛」と戦っていたのです。
その結果が女性実業家への道でしたが、現実はそんなに甘くなかったのです。同時にお金が人の心をも変える事を学びました。
勿論、多額の借金があっても助けてくれる親ではなく、より突き落とそうとする親には頼れるはずもありませんでした。そんな中、「貯金はないけれど一緒に借金を返そう」と言ってくれたある男性の優しさに惹かれ、出来ちゃった結婚をしました。
しかし息子の出産後、温かな家庭を夢見た現実はDV家庭へと変化していき、そこには心の傷が作り出す病として、「夫婦間の負の連鎖」が起こってしまったのです。
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