私たちは企業の立場から人権の輪をひろげるため、人権に関するさまざまな情報を発信しています。

くらし

ホワイトリボン


 世界では多くの女性が妊娠・出産によって命を落としています。
 すべての女性が安全に妊娠・出産できる世界をめざして

 毎日約800人。年間にして約287,000人。

 これは、世界で今、妊娠・出産で命を落とす女性の数。このほとんどが開発途上国の女性です。

▲ネパールのお母さんと子どもたち 開発途上国の都市部から遠く離れた農村地域に多い栄養失調や栄養不足、劣悪な衛生面、技術と知識のある助産師の不足、保健医療サービスの欠如、数多く広がる無医村、古い因習・・・。

 この現状を改善しようと、ホワイトリボン運動というネットワークが世界でスタートしました。

 1999年、ホワイトリボン・アライアンス(WRA、本部:ワシントンD.C.)が設立され、現在では世界150カ国以上から団体や個人が、ホワイトリボンの名のもとに集い、世界中の女性が安全に妊娠・出産を迎えられる世界をめざして、草の根の支援活動を行っています。

 白いリボンには、妊娠や出産によって亡くなった、女性たちへの哀悼の意が込められています。 またある文化では「希望や命の芽吹き」を表わしています。

 ホワイトリボンは、女性たちの魂を悼み、その悲しみを乗り越えて明日へと希望をつなげる運動の象徴です。

 日本に暮らす私たちの心の中にも、白いリボンを結び、一人ひとりがその一端を次につないでいくことで、ホワイトリボン運動を日本中に広げていきたいと願っています。

なぜ日本が?
戦後の経験を活かして日本ができること

 日本は戦後、ベビーブームが起きました。しかし、その裏で、経済的に苦しく妊娠しても育てられない女性は後を絶たず、その結果、非合法による安全でない中絶が蔓延し、数多くの女性が命を落としていたのです。

 そこから官・学・民が連携して、家族計画の教育、母子手帳の普及をはじめとする全国での母子保健のサービスやシステムの充実がはかられ、妊産婦死亡が減っていきました。

 世界的に見ても、戦後の日本ほど短期間に妊産婦と乳児の死亡率を削減した国は、そう多くありません。2010年時点では日本の乳児死亡率は世界でもっとも低く、妊産婦死亡率も非常に少ない国のひとつに数えられています。

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売上げの10%はジョイセフを通じてタンザニアの診療所(母子保健棟)の水道開設に使われます。 めざましい母子保健の発展は、「戦災による焼け野原から急速に復興を成し遂げた国」として、日本が国際的に注目を浴びるひとつのきっかけとなりました。国際社会は、日本の経験を開発途上国への支援に活かすよう求めています。

 世界の妊産婦の命を守る『ホワイトリボン運動』。

 日本に生きる、ひとりでも多くのみなさまに知ってほしい。そして広めてほしい。参加はまず世界の妊産婦の現状を知ることから。そしてシェアすることから。

 日本ではホワイトリボン・ジャパン事務局を運営するジョイセフが、ホワイトリボンチャリティアイテムの購入や寄付も常時受け付けております。

 みなさまのご理解とご参加をお待ちしています。


公益財団法人ジョイセフ http://www.joicfp.or.jp

2014.3掲載



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