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くらし

シルバーリボン

シルバーリボン シルバーリボンは、脳や心に起因する疾患(障害)への
理解を促進することを目的とした運動のシンボルです

 シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州で産声を上げました。

 その取り組みは年月と共に発展し、現在ではうつ病や統合失調症、パニック障害といった脳や心に起因する疾患(障害)への理解を促進する運動として、世界規模で展開されています。

▲シルバーリボン運動の啓発グッズ あなたの大切な家族、友人、パートナー、そしてあなた自身。現代ではいつ誰が脳や心に起因する疾患(障害)を抱える当事者になっても不思議ではありません。うつ病患者は年々増加傾向にあり、統合失調症は100人に1人が発症する病気です。精神疾患やメンタルヘルスの問題は、今日ではとても身近な問題として存在しています。

 しかしながら、社会における理解が十分でないために、脳や心に起因する疾患(障害)に対する誤解や偏見が根強く存在していることは否定できません。

 このことから、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える当事者が罹患する病気以外でも負担や苦痛を感じたり、一番身近な存在の家族からも理解してもらえず孤立したりするなど、誤解・偏見・無理解の存在が、病気からの回復の妨げとなっています。

 シルバーリボン運動は、誤解や偏見が生まれる原因は、「知らない」ことから端を発していると考え、啓発活動を通じて多くの人たちに脳や心に起因する疾患(障害)について「知ってもらう」機会を提供しています。

 下の写真は、10月10日の世界メンタルヘルスデーを周知し、メンタルヘルスに対する社会的関心を高める目的で2011年10月10日に東京で開催したイベント「SILVER RIBBON DAY」の様子です。「心の病への負のイメージをなくすためには」というテーマで実施したパネルディスカッションには、各界の有識者が名を連ねていました。

 シルバーリボン運動に求められた役割は、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える人たちと社会との溝を埋めるところにあります。

 「知らない」ということからお互いの立場に溝が生じてしまっているのならば、まずは「目を向けてもらう」、「関心をもってもらう」ための啓発活動こそが、誤解や偏見を無くす第一歩としてとても重要になります。

 シルバーリボン運動は、どんよりした雲の隙間から差し込む銀色の光が、偏見に打ち勝つ「希望」を含んでいるとの理由から、シンボルカラーがシルバーとなりました。

 たとえ嵐の雲でも光のもとでは銀色に輝くように、シルバーリボン運動が、脳や心に起因する疾患(障害)を抱える人たちに希望の光・輝きをもたらすことができれば幸いです。

イベント「SILVER RIBBON DAY」の様子
▲イベント「SILVER RIBBON DAY」の様子

写真左から
こわれ者の祭典代表の月乃光司氏
精神科医の香山リカ氏
NPO法人bondプロジェクト代表の橘ジュン氏
ジャーナリストの大熊一夫氏
横須賀市議会議員の藤野英明氏

NPO法人シルバーリボンキャンペーン横浜 http://www.silverribbon.jp/



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