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くらし

イエローリボン

イエローリボン イエローリボンは、障害のある人びとの、
その人らしい自立と社会参加をめざします

 イエローリボンは、2006年に国連で採択された「障害者権利条約」の普及を通じて、誰もが住みやすい社会を実現するためのシンボルマークです。
 全国の13の障害者団体・関係団体が構成する「日本障害フォーラム(JDF)」が普及を行っています。

 「障害者権利条約」は、人権に関して9番目に作られた国際条約で、締約国が20に達した2008年に発効しています。この条約は、これまで「慈善」や「恩恵」の対象と見なされてきた障害者を、誰もと同じ人権を持つ主体者として位置づけています。そして、障害とは、単に目が見えない、歩けないといった機能の障害によるものだけでなく、そのような個人の性質と社会の障壁(建物、制度、偏見など)との関わりの中から生ずるものだとしています。また条約を作る過程で、世界の障害者団体を含むNGOが議論に参加したこともこの条約の特徴です。日本は残念ながらまだこの条約を批准していませんが、批准に向けた「障害者制度改革」(多数の障害者が参加した国内法整備の議論と手続き。内閣府が所管。)を行っており、去る2011年7月29日には、その最初の成果として、「改正障害者基本法」が成立したところです。更に「障害者総合福祉法」制定に向けた「骨格提言」も行われています。

 イエローリボンは、この条約が採択された2006年ごろから、JDFが普及を始めました。
 JDFは、この条約の議論が国連の特別委員会で開始された2002年から、ニューヨークの国連本部に派遣団を送り発言するとともに、国内では外務省を中心とする各省庁と意見交換を重ねてきました。条約の採択を機に、日本での批准を進めるため、条約の精神を分かりやすいシンボルに表して啓発しようと、当時から一般的だった「リボンマーク」に着想を得て、このマークを作りました。

 JDFでは、まずこのマークをかたどったバッジを作って頒布し、その協力金をJDFとその構成団体の活動に充てることとしました。また、条約を啓発する冊子をこれまで3冊発行し、そこにもこのマークを使っています。さらに、全国各地の障害者団体と連携して、条約の批准と実施を推進する「地域フォーラム」(講演、シンポジウムなど)を連続して開催し、その中でもこのマークの普及を行っています。

条約を啓発する冊子

 JDFでは、このたびの東日本大震災の支援活動も行っています。被災地で配布する印刷物、それから支援活動に携わるスタッフの胸にも、このマークが付けられています。支援活動については、JDF東日本大震災被災障害者総合支援本部のホームページをご覧ください。

(URL http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html

 このマークを見たら、民間の障害者団体が繰り広げるさまざまな活動をぜひ思い出していただければ幸いです。

【障害者権利条約推進「JDF地域フォーラム」開催実績】
2008年 2月
3月
11月
11月
愛知県
北海道
岡山県
大阪府
2009年 2月
3月
7月
8月
宮城県
京都府
熊本県
富山県
2010年 3月
7月
9月
沖縄県
栃木県
青森県


日本障害フォーラム(JDF) http://www.normanet.ne.jp/~jdf/



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