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くらし

障害のある人に配慮した「障害者シンボルマーク」

 障害のある人に配慮した施設であることや、どのような障害のある人に関連したものなのかをわかりやすく表示するために、いろいろなシンボルマークや標識があります。生活する中で接するこれらのシンボルマークが何を意味しているか、皆さんはご存知でしょうか?

 ここに一部のマークを紹介します。

国際シンボルマーク

国際シンボルマーク
 公共的な施設のトイレや駐車場などでよく見かけるこのマークは、障害のある人が容易に利用できる建築物および施設であることを示す世界共通のシンボルマークです。図柄からは、車いすの使用者をイメージしてしまいがちですが、視覚障害や聴覚障害などすべての障害者を対象にしています。なお、このマークが付いた施設は誰が利用してもよいのですが、障害のある人がいつでも、気持ちよく利用できるようにしておく必要があります。そのためには、使用する一人ひとりのマナーや配慮が欠かせません。
〔財団法人 日本障害者リハビリテーション協会〕
耳マーク
耳マーク
 聴覚に障害のある人は、障害そのものや障害の程度が外観からはわかりません。そのために、「声をかけたのに返事をしない」などと誤解されたり、不利益や危険にさらされるなど、社会生活に多くの不便があります。このため、「聞こえが不自由です」という自己表示が必要ということから考案されたのが、この耳マークです。また、必要とする援助も人によって違いますので、受けたい援助の内容を示した文書と併せてマークを利用することもあります。このほか、公共的な施設などが必要な援助を行なっていることを知らせるマークとしても利用されています。 
〔社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会〕

オストメイトマーク
オストメイトマーク
 このマークは国土交通省がデザインしたもので、トイレの入口や案内誘導プレートに表示がされています。このマークがあるトイレは人工肛門や人工膀胱を使用している人(オストメイト、国内に20万人以上)のための設備があることを示しています。オストメイトは排泄物をパウチと呼ばれる袋にためて処理していますが、時にはパウチがずれたり、外れたりするトラブルもあるそうです。そんな場合、排泄物を処理したり、装具の洗浄や交換ができたり、周辺皮膚の清拭や洗浄などができるトイレ設備があれば外出時も安心です。
〔社団法人 日本オストミー協会〕

身体障害者標識
身体障害者標識   (四つ葉のクローバーマーク)
 2002年の道路交通法改正に伴い、初心者標識(若葉マーク)や高齢者標識(紅葉マーク)と同様に、この身体障害者標識が用意されました。四つ葉のクローバーは「幸福の象徴」で、葉の形が人の優しさを表す「ハート」になっています。肢体が不自由であることを理由に免許に条件を付され、自動車の運転に影響が及ぶおそれがある人は、自動車の前面及び後面にこの標識をつけて運転をしています(努力義務)。
やむを得ない場合を除き、この標識を掲示した自動車への幅寄せや割り込み行為は罰せられます。
〔各警察署の交通係〕

ハート・プラスマーク ハート・プラスマーク
 
 心臓や腎臓、肺など内臓に後遺障害や疾患のある人は、運動能力や体力などの面でも問題を抱えています。しかし、外観からはわからないため、負担の少ない勤務形態や電車の優先席利用などで、周囲からの誤解を受けやすい立場にあります。このマークは内部障害や内臓疾患のある人がその存在を視覚的に示し、社会への認知や理解を深めてもらうために作成されました。内部障害や内臓疾患のある人が、身体内部を意味する「ハート」に、思いやりの心を「プラス」したこのマークを、自発的にホルダーなどにして持ち歩いています。 
〔内部障害者・内臓疾患者の暮らしについて考えるハート・プラスの会〕

※掲載したシンボルマークのご使用等については〔 〕内の団体・組織へお問い合わせください。


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