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くらし

内部障害〜外見ではわからない内部障害〜

 平成17年版の「障害者白書」によると18歳以上の身体傷害者数は324万5千人(平成13年)で、そのうち内部障害者数は、障害者のほぼ4人に1人に当たる84万9千人となっており、他の障害に比べ、年々増加する傾向にあります。
 内部障害者とは、内臓疾患による後遺障害をもっている人で、内部障害には「心臓機能障害」「呼吸器機能障害」「腎臓機能障害」「膀胱または直腸の機能障害」および「小腸機能障害」の五つの種類があります。その程度は、身体障害者福祉法によって、次の3等級となっています。

1級(自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される)
3級(家庭内での日常生活活動が著しく制限される)
4級(社会での日常生活活動が著しく制限される)

共通していることは、運動能力が低下しているということです。そのために重い荷物を持つこと、走ること、坂道や階段をあがることなど、急激な肉体的負担を伴う行為が制限されます。
 内部障害者は、外見からは見分けがつきません。見た目は健常者と変わらないため、無理のない勤務形態や電車の優先席利用など、社会生活をするうえで、誤解や差別を受けやすい立場にあります。内閣府が昨年12月、障害者やその保護者を対象に「障害について知ってほしいこと」を聞いたところ、「外見ではわからないため理解されずに苦しんでいる」という回答が8割を超えました。
 最近、内部障害者のことを知ってもらおうと、内部障害者自身によって障害があることを表す「ハート・プラス」マークを作成し、広める活動が始まっています。


▲ハート・プラスマーク


▲障害の種類別にみた身体障害者数の年次推移

資料:厚生労働省「身体障害 児・者 実態調査」


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