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見聞

古河太四郎 〜日本初の手話考案者〜

 最近よく目にする手話通訳は、「いつ頃、誰が」始めたのでしょうか。

 1875年、京都の寺子屋に生まれた古河太四郎が教師時代、「ろうあ児」の教育相談を受け、そして、日本初の手話を考案、単語・短文の意味を身振り手振りで教え、会話の基礎としたものが「手勢(しかた)法」です。
 その後、大阪の聾唖学校教師が「指文字」を考案し、現在「手勢」と「指文字」の組み合わせが使われています。

 太四郎はろうあ教育を振り返った手記に、「ろうあ者は自由に行動すべきであるし、又、行動させないようにしてはいけない。そして、ろうあ者が教育を受けられないということを『不幸な出来事』と言うのではなく、寧ろ、教育をしない者の責任である。教育をキチンとやっていれば、ろうあ者だといって他人から軽蔑されることもないし、本人自身、恥ずかしがることではない」と、教育の重要性を語る。

 この太四郎の心に学び、障害者が自由に行動できる社会や環境作りが、私たちの課題ではないでしょうか。


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