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資生堂 次世代支援「笑顔講座」〜表情研究から生まれた資生堂社会貢献活動〜

講座風景
▲講座風景  現代の日本では、インターネットや携帯メールの普及により、日常的感情の交流が低下し、人付き合いの苦手な子どもが増えているそうです。
 資生堂では、そんな現代の子どもたちが、笑顔の持つ力に気づき、よりよいコミュニケーションづくりが出来るようにとの思いから、笑顔のコミュニケーション出前授業「笑顔講座」を2007年から始め、現在では中学生を中心に、社会人の方にも対象を広げ講座を行っています。
 「笑顔講座」は、資生堂研究員高野ルリ子さんの長年にわたる表情研究成果をアレンジした講座で、50分間の授業を通じて、心を解放して、自分を相手に伝える大切さに気づいていただくとともに、笑顔の効用や温かい笑顔の作り方などを伝えることが出来るようになるためのカリキュラムとなっています。

【笑顔講座ではこのようなことをしています】

●自分の笑顔を考える
 あなたはふだんどのような笑顔をすることが多いですか?親しいお友達に会ったときは?先生に挨拶するときは?とシチュエーション別に答えてもらいます。
 実際に鏡に向かって笑顔をしてみて、「スマイル度写真(下段に掲載の写真)」と見比べ、もっとも合うスマイル度を選びます。

●笑顔の印象を考える
 「スマイル度写真」から、もっとも親しみやすさを感じるもの、もっとも知的と感じるもの、魅力的と感じるものを、それぞれひとつずつ選んでもらいます。参加者全員の回答をその場で集計し、スマイル度によって与える印象が違うこと、そして、回答がほとんど一致することを確認します。
 たいてい、親しみやすいのは120%、魅力的は80%、知的は60%のスマイル度が多く選ばれます。

スマイル度写真
無表情の顔をスマイル度0%、口を開けない状態での最大の笑顔をスマイル度100%とし、画像をコンピューター処理してスマイル度が等分になるように段階をつけました。なお、歯を見せた笑顔をスマイル度120%としています。

●自分の笑顔の印象を考える
 スマイル度と印象の関係を確認した後、自分の笑顔を振り返ります。自分の笑顔は相手にどのような印象を与えていたのか、今後、どのようにしたいかを考えます。
 「朝は眠いから先生や友達に笑顔で挨拶しなかったけれど、よい印象を与えてなかったと気づいた。これからは100%の笑顔で挨拶したい」、「周りの人にもよい影響を与えるように、120%の笑顔をしたい」といった、改めて笑顔の大切さに気づく声が多く聞かれます。

●笑顔を身につける
 想いはあっても、顔の動きがスムーズでないと、思い描いたとおりの笑顔にはなりません。ちょっとした顔の動きの差が、想いとは違う印象を与えてしまう可能性があります。そこで、顔の筋肉を鍛えるための「フェースマッスルプログラム」を行います。

フェースマッスルプログラムの例

●笑顔をアピールする(笑顔合戦)
 学びと顔の筋肉トレーニングの成果を生かし、チーム対抗で笑顔合戦をします。チームごとに「魅力的」、「知的」などテーマを決め、その笑顔が上手にできたチームが勝ちです。

 「笑顔講座」を通して、ステキな笑顔は一生の財産となること、ステキな笑顔は、周りの人の心も明るくすることを知っていただき、自分のためにも、周りの人のためにも笑顔を大切にしてほしい、そう講座では締めくくります。
 一瞬の笑顔が一生の豊かさにもつながります。
 「一瞬も 一生も 美しく」。
 資生堂は笑顔を通じても、社会に貢献していきたいと考えています。

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