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会員のCSR

東京電力 豊かな自然、育む心を次世代に〜東京電力自然学校

a  東京電力自然学校では、昨年11月、多摩川源流の山梨県小菅村において社員23名による森林整備(枝打ち・間伐)ボランティアを実施いたしました。
 小菅村の95%はスギやヒノキ、カラマツなどの森林が占めています。その森林面積の33%は東京都水道水源林に指定され、都民の喉を潤す大切な森として管理されています。同村の林業の歴史は明治時代にまで遡ります。かつては、良質な建築材を生産していましたが、近年は外国から安い木材が輸入されるようになったことから国産材の価格は低迷し、さらに過疎化と山林所有者の高齢化が追い討ちをかけたことで、小菅村においても放置された森林が見られるようになりました。
 放置された森林では、伸びた枝葉により日が遮られ下草も生えなくなり、土壌流出が始まります。根が露わになると台風などの集中豪雨時には樹体を支えられずに土砂崩れなどの原因となります。また、植林された樹木の成長により森林は次第に混み合うようになります。樹木には成長できる空間が求められるため、ある比率で樹木を間引くこと(間伐)が必要となります。このような間伐を成木になるまでに3〜4回程度実施して木を徐々に太らせ木材として利用します。
森林整備  今回、枝打ち・間伐を行った森林は植林後15年程のスギ人工林です。木々がだいぶ混み合い、日が差し込まず下草もほとんど見られませんでした。作業は数班に分かれて村の林業者をリーダーにして開始しました。慣れない手ノコに四苦八苦しながらもメンバーが力をあわせて黙々と作業を行う姿に逞しさを感じました。2日間の作業が終了する頃には、風や光が入る気持ちの良い森林が生まれました。森林整備をした者でないと分からない満足感と癒しを享受でき、汗をかいた仲間同士のコミュニケーションも醸成されるなど、森林保全以外の成果も得ることができました。
 東京電力では、「豊かな自然、育む心を次世代に。」をスローガンにして、尾瀬、当間高原(新潟県十日町市)、火力・水力発電所の緑地などをフィールドとした自然観察会や、富士山北麓・南麓、足尾などにおける森林保全活動を「東京電力自然学校」として展開してきました。社外の方々や社員に自然と触れ合う機会を提供し、自然と親しみ、自然を知り、そして環境保全に向けた行動に繋げてもらおうとするものです。今回、小菅村における森林整備ボランティアも「東京電力自然学校」の一環として実施いたしました。昨今、生物多様性保全への取り組みや自然との触れ合いの大切さが叫ばれていますが、今後も「東京電力自然学校」活動を通して多くの皆さまに自然と親しんでいただこうと考えています。

東京電力自然学校ホームページ
http://www.tepco.co.jp/eco/ns/index-j.html

▲小菅村の全景

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