私たちは企業の立場から人権の輪をひろげるため、人権に関するさまざまな情報を発信しています。

会員のCSR

障害者の努力と意欲に応える 「野村證券」

障害者雇用拡大への取り組み

 当社では、全ての社員が豊かで快適に生活し、働けることが重要だと考え、企業の社会的責任という観点も踏まえ、障害者雇用の拡大に取り組んできました。雇用した社員がより働きやすい環境の整備も、企業として当然の責任と考えています。
 ただし、会社がすべて用意するというのではなく、自主的に業務に取り組み、真に自立した生活が確立していけるよう、支援していくことが重要だと考えています。
 障害者雇用については、法定雇用率達成はもちろんのこと、ハローワークや訓練センターより、随時、必要とする人材を紹介いただき、職場・職域・人数を拡大してきました。
 まだまだ万全といえる水準ではありませんが、現在では100近い事業所・職場で、就労しており、障害者の皆さんと共に働くことが、社内では決して特別でなくなっています。職場の設備・施設についても、働きやすさを考え、トイレの改修、出入口の段差のスロープ化、エレベーターの改修等、バリアフリーへの取り組みを順次進めています。

ある職場における取り組みと工夫

▲ 職場風景(事務室)  例えばある職場では、障害者雇用推進の観点から、職域について改めて検討したところ、通常の事務の他にも、電話交換業務が視覚障害の方も無理なく対応できることが分かり、採用に繋がりました。
 採用にあたっては、ハローワークに加え、障害者の職業訓練・自立支援を行っている社会福祉法人等に相談してきました。入社の際には、社会福祉法人のインストラクターに通勤訓練の支援を受け、更に、安全に就労できるよう、施設配置について直接意見をいただき、反映させました。
 具体的には、視覚障害の方のため、勤務する電話交換のブースを1階から2階へ、また更衣室・食堂を8階から3階へ移設しました。実際には、電話交換のブース、打合せのフロア、更衣室、食堂、トイレが一日の職場生活のほとんどとなりますので、このレイアウトの変更により、より安全で働きやすい職場になりました。

点字でメモをとる様子
▲点字でメモをとる様子
職場風景(電話交換ブース)
▲職場風景(電話交換ブース)

より働きやすい環境整備のために

▲ リフト(車椅子用階段昇降機)  現在も障害のある方が働きやすくなるように環境整備に取り組んでおりますが、全社的にはトイレ、エレベーター、スロープ等々の整備に、まだまだ改善すべき点が多々あります。なかでも、自社ビルでなくテナントとして入居している事業所については、ビル所有者とも協議しながら、今後とも可能な限り、設備の改善に取り組んで行きます。
 障害のある方の職域は、ほとんどが事務や庶務業務となっていますが、新たな職域の開発を続けています。当社で働いている障害者は、それぞれ大変な努力をされていますので、今後とも、そうした方々の意欲に応えられるようにしていきたいと考えています。

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