|
昨年12月から今年1月にかけて開催された『インド人権スタディツアー』の報告会が、去る2月22日に東京都人権プラザで開催された。
報告会では松本・東京部落解放研究所理事長の挨拶、長谷川・同研究所理事のツアー日程紹介の後、ツアーのビデオ視聴と参加者を代表して5人から報告があった。報告は部落解放同盟、清掃・人権交流会、企業などからこのたびのツアーで見聞きし、感じたことが報告されたもので、それぞれ特色のある幅広い内容で、意義あるものとなった。
今回の『インド人権スタディツアー』は、財団法人東京部落解放研究所の企画として、インド東南部の国内4位の都市チェンナイ(マドラス)を中心に訪問し、インド文化にふれ、カースト制度下での差別の実態を学ぶために、21人が2班に分かれ、それぞれ10日間の日程で実施された。これは、インドでアンベードカルが提唱したダリット解放運動の流れをくむ活動家で、弁護士でもあるエリー・キャロリンさんの協力によって実現したもので、当会メンバーも参加しての意義深いツアーとなった。
この『インド人権スタディツアー』は次年度も幅広く参加者を募って開催される予定で、その前に、2006年5月16日(火)から25日(木)にはキャロリンさんが訪日され、東京で講演会なども予定されている。
《主な日程》
1日目 出国(成田空港 10:30発)
2日目 チェンナイ
・ウェルカム・ミーティング,オリエンテーション
・ダリット地区「エレファント・ゲート」訪問
・ダリット青年との交流
3日目 チェンナイ
・清掃カーストとの交流(アディ・アンドラの人々)
ローヤプラム
・視覚障害者の学生の家訪問
・皮革縫製工場訪問
4日目 パラバラム
・皮革職業訓練学校訪問
・皮革工場訪問
5日目 アンダーワッカム
・農村のプロジェクト訪問
・ダリット(少数部族)との交流
・ディ・ケアー・センター訪問
6日目 プテイランコタイ
・農村のラン園プロジェクト訪問
・ダリット(少数部族)との交流
7日目 マハバリプラム
・海辺の巨石・遺跡の町、ユネスコ世界遺産「海岸寺院」見学
8日目 カンチプラム
・新仏教徒の仏教寺院訪問
チェンナイ
・旅のまとめ・意見交換
9日目 チェンナイ
・自由行動、夜・出発
10日目 帰国(成田空港 19:00着)
|