基礎知識
主な人権問題(アイヌの人々)
 

 アイヌの人々は、固有の言語、伝統的な儀式、祭事や多くの口承文学(ユーカラ) などの独自の豊かな文化を持っていますが、近世以降のいわゆる同化政策などにより、 今日では、十分な保存、伝承が図られているとは言い難い状況にあります。特に、 アイヌ語を理解し、アイヌの伝統などを担う人々の高齢化が進展し、これらを次の世代 に継承していく上での重要な基盤が失われつつあります。

 また、アイヌの人々に対する理解が十分ではないため、就職や結婚などにおいて 差別や偏見が依然として存在しています。

 人権擁護機関においては、アイヌの人々に対する理解と認識を深めるとともに、 差別や偏見を受けることのないよう各種啓発活動に取り組んでいます。

平成5年度調査

『「人権の擁護」(法務省人権擁護局)』資料より

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