|
■エンゼルプラン 今後の子育て支援のための施策の基本的方向
日本における出生数は、1993年は約118万人であり、1947(昭和22)年の268万人
の半分以下となりました。これは高度経済成長期における人口の都市部への集中、
核家族化の進行、女性の社会進出、さらには子供の教育費の増加等が要因となって
おり、一人ひとりの子供を大事に育てようとすれば、おのずと子供の数を制限せざ
るを得なくなってきています。また、社会における人々の意識はかなり変化してき
ましたが、全体としてはまだまだ役割分業意識が根強くあり、子育ての負担が主と
して女性に偏っています。
子供自体の生活環境を見ると、子供が自由に主体的に遊ぶこと
のできる時間、空間、仲間のいわゆる3間(サンマ)の縮小化が
同時進行しています。
1994年政府は、こうした現象を踏まえ、子育てのための社会的
支援に、今後10年間を目途に総合的に取り組むためのエンゼルプランを策定した。
内容は[1]子育てと仕事の両立支援の推進[2]家庭における子育て支援
[3]子育てのための住宅、生活環境の整備[4]ゆとりある教育の実現と健全保育
の推進[5]子育てコストの軽減等の推進が目的となっています。
(主として平成7年度版厚生白書より)
|