知っていますか「子どもの権利条約」

永い人間の歴史の中で
「子どもの権利」という言葉や考え方が出てきたのは
ごく最近のことです

今の大人たちは、この言葉を知らずに育ちました
世界の各地で、子どもたちが
戦火の中、家を追われ親を失い逃げ惑う光景が
TVを通して報道されています
こんなひどい目に合っていながら
子どもたちは、大人たちに何も言えません

もし、この子どもたちが
自分たちには「子どもの権利」があり
自分たちの国も「子どもの権利条約」に加入し
それを守ることを約束していると知っていたらどうだったでしょう


この条約は
子どもたちも
自分に関わりのあることについて
積極的に国やおとなに意見を言ったり
実現したいことを要求する権利を持っていることを確認し
その権利を守ることをたくさんの国が約束したのです

「子どもの権利条約」をいろいろな人が知って
もっとたくさんの人が守ったなら
きっと、たくさんの子どもたちを助けられる

もっとたくさんの子どもたちが
活き活きと成長し
未来を支える素晴らしい「おとな」に育っていくでしょう


 

1994年、日本政府は
「子どもの権利条約」(『児童の権利条約』)を批准し158番目の締結国となりました
この条約の締結を機に、一人ひとりの子ども(児童)の人権を尊重するとともに
人権尊重の精神を身につけた子どもの育成が
社会のあらゆる場において推進されるべきであると深く認識されるようになりました
ここで言う「社会のあらゆる場」とは
家庭、学校、地域社会など日常生活のあらゆる場を言います

おとなたちは、子どもと関わるあらゆる場面のなかで
人権を大切にする精神を子どもたちに伝えることが求められているのです


     
 




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