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同和問題をいまさらなにも取り上げる必要はなく、このまま放置して
おけば社会の進化に伴って自然に解消するという「寝た子を起こすな」
の考え方があります。
同和問題は、現実に生きている社会問題です。差別は、日本の社会の
仕組みの中や、私たちの身近にも、さまざまな形で存在しています。「
寝た子を起こすな」という考え方では、差別の解消につながらないばか
りか、かえって差別を拡大する結果を招くことにもなります。また、差
別のない社会をめざすには、あまりにも消極的な姿勢であるといえまし
ょう。
この社会にいまだに根強く残されている不合理や偏見を取り除くこと
を、自らの課題としてとらえ直し、私たち一人ひとりが何をするべきか
を考え行動にうつしていくことが大切です。
「明るい社会をめざして」(東京都)より
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