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「人の世に熱あれ、人間に光あれ」・・・これは1922年3月3日の水平社創立に際し、人間の尊厳と平等を高らかにうたい上げた宣言の一節であり、我々人権啓発に携わる者にとっては正にその活動の原点といえるものです。 |
また、この一角にはプリクラコーナーが設置されています。全国水平社の創立者や荊冠旗とプリクラが楽しめる趣向で、初めて人権学習に臨む小中学生達にも、人権活動の偉大な先人たちを、より身近に感じることができるようになっています。 それではメイン展示スペースである2階展示施設に向いましょう。2階は擬似体験施設「ファンタビューシアター」を囲んで各展示施設が円形に配置されています。水平社運動の創立前史から、創立後の運動の展開経緯が豊富な資料と共に、分かり易く解説されています。 |
水平社創立前史と全国水平社の展開経緯、更には全国水平社運動を支えた人々についての解説は、パネルを中心とした展示になっています。水平社創立の中心的な役割をはたした西光万吉さんの直筆の書簡を始め、貴重な資料が数多く展示されており、またビデオコーナーでは、阪本清一郎さん、西光万吉さん直筆の証言を含む4本のビデオも視聴することができます。偉大な活動家たちの熱い思いや葛藤が、肌身に迫ってくるような感動を与えてくれます。 エピローグコーナーは楽しみながら人権学習できるコーナーです。人気者の中村玉緒さんや池乃めだかさんが、人権に関する話題を親しみある口調で語りかけてくれます。このコーナーでは、アメリカ公民権運動の偉大な指導者キング牧師の話も聞くことができます。 豊富な資料が確保され、またビジュアル対応用にリニューアルされた展示内容は、さすが見ごたえ十分の内容と言えるでしょう。 |
また、付近一帯は、一見のどかな丘陵地帯ですが、実は丘陵の多くは古墳であり、正に古代史跡の宝庫なのです。時間に余裕のある方は、少し足を伸ばせば石舞台や亀石等の巨石遺跡や高松塚古墳等で古代史ファンにはお馴染みの、明日香村があります(橿原神宮前駅から近鉄線利用)。この地を訪れることだけで、我々人権啓発に携わる者にとって、身の引き締まる思いを感じるところですが、心身のリフレッシュも兼ねて古代史に触れる機会をもつことも、お勧めしたいと思います。 解放運動の原点である、ここ柏原の地にある水平社博物館を、是非一度ご見学ください。
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