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笑えばおなかもすきますし、血の循環が良くなり ストレスもとれる。血糖値が下がってシワもとれ ます。笑うとシワが増えるというのはまちがいや そうで、むしろ顔の筋肉がほぐれてお肌にいいとのことです。それでも寄席 なんかで「いやァ、新ちゃん笑わすからシワ増えたやないの」とおっしゃる 方がいます。ほんまかいな?と拝見するんですがどう見ても昨日今日できた シワやおません。「奥さん、そら前からのシワでっせ」と言って怒られたこ とがあります。とにかくニコニコ、笑顔で暮らせるというのは心身にトラブ ルが無い証拠。病気や災害また爆弾が落ちてくるような所では笑ってられま せん。笑えるということは、一応命と暮しが守られている事やと思います。 いつまでも笑いの絶えない家庭、ご近所、世の中であってほしいものでござ います。 最近「やさしさ」「ぬくもり」「うるおい」「ふれあい」あるいは「共に 生きる社会」など地域社会づくりの耳ざわりのええコピーがあふれていま す。それだけ地域のつながりが切実に求められているという事ですが、そう 思うんならまず自分からできる事をしたらいいんです。まず身の回りから笑 顔のおふるまいをお始めください。僕はささやかにやっております。家の前 にバス停があるんですが、新興住宅街のせいかあまり笑顔で挨拶を交してい ません。寂しいなと思ったんで、自分から声をかけてみました。「おはよう 朗らかな声が返ってきます。あかんのが若い子。 照れくささもあるんでしょうが、近所の大人と しゃべる事が少ないのでしょう。これは若い子 の責任ではなく、若い子に声をかけなかった我々中年の責任です。そう思う からこそ努めて声をかけてます。すると男の子はたいがい「フワァー」とハ ゼみたいな口で生返事。女の子に至っては下を向いてしまうありさま。それ ぐらいでめげる新ちゃんではありません。「恥ずかしがらんと顔上げなさ い。くどいてんのとちがうで。ご近所どうし爽やかに挨拶するのはええこと や。ハイ、おはようさん」こんこんと言ってやります。周りの者も冷たい。 「新治さんバス来ましたよ。それぐらいにしてあげなはれ」と助け舟を出す 人はいてまへん。皆「あ、今朝はこの娘が犠牲者やなァ」と乗って行ってし まいます。それだけかましといたら次からニコッと笑顔で挨拶してくれると 思ったら甘いでんなァ。僕の顔見たらパッと物陰に隠れよります。(お前は アナゴか?)親はちがいまっせ。娘つれて「えらいすみませんでした。ええ 年して挨拶一つよぉしませんねん。けどご近所にこんな立派な方(注:新治 のこと)がいてくれてはるので助かります。これに懲りんと娘のご指導よろ しくお願いします。あのお、これつまらんもんですけど、皆さんで召し上が って......」と物もって礼に来る親......いてまへんなァ。( どないやねん?) 大阪に住んでる時は良かったです。下町ですからふれあいが過剰な程あり ました。一歩表へ出ると声がかかります。「いやァ、お出かけですかァ」見 てわからんのかと思いますが、当り前の事を聞くのがおとなの会話、逆らわ へんと「ヘェ」と言うと、「どちらへお出かけ?」ここで具体的に答える必 要はありません。「ヘェ、ちょっと」これで納得するからおもろいもんで「 ヘェ、ちょっと」「いやぁ、よろしいなァ」何がええのかわからへん。とに かく笑顔でも声かけでも「思うんやったら自分から、できる範囲で無理せん と、けど本気で」このスタンスを僕は大事にしています。 |