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◆ はじめに
最近、企業のホームページや名刺などで、右のマークに気づいたことはありませんか?
「CSR(企業の社会的責任)」が重要だとされる今日、CSRレポートやホームページのトピックスなどにこのマークが積極的に紹介されるようになりました。明るさ、優しさ、暖かさなどが感じられるこのマークが、2007年4月から「仕事と子育ての両立支援」に積極的であると厚生労働省が認定した企業に交付される、次世代認定マーク「くるみん」です。
◆ 「次世代認定マーク」ができた背景
わが国では、近年急速に進行する少子化が深刻な問題となり、「仕事と子育ての両立支援」が重要な課題と捉えられるようになりました。
2003年には「次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、育成される環境の整備を行う」ことを目的とした、「次世代育成支援対策推進法」(以下「次世代法」という)が成立し、常時雇用する労働者が300人を超える企業に対し、仕事と子育て支援の両立に向けた「一般事業主行動計画」を策定し、2005年4月1日以降速やかに届け出ることが義務付けられました(300人以下の企業は努力義務)。
そして行動計画に定めた目標を達成するなどの認定基準(詳細は別記)を満たした企業に対し、厚生労働省は2007年4月から認定をひろく告知する「次世代認定マーク」の交付を始めました。
◆ 愛称は「くるみん」です
認定マークの愛称は多くの一般公募より2名の方が応募した「くるみん」に決定しましたが、この愛称には次のような意味が込められています。
(応募者からのコメント)
- 赤ちゃんが大事に包まれる「おくるみ」と、「企業ぐるみ・会社ぐるみ」で子どもの育成に取り組もう、という意味があります。
- マークのイメージとして、子どもが優しく「くるまれている」という温かい印象が強いこと。企業(会社)ぐるみで、仕事と子育ての両立支援に取り組むこと。これらの考えから、“くるむ”⇒“くるみ”⇒“くるみん”となりました。
◆ 「くるみん」取得が企業にもたらす効果す
「認定」を受けた企業は、この「くるみん」を求人広告や商品等に付することができます。この効果として、次世代育成支援対策に積極的に取り組んでいる企業であることが周知され、企業イメージが向上し、その企業に雇用される労働者のモラルアップやそれに伴う生産性の向上、優秀な労働者の定着等が期待されるといわれています。
少子高齢化で労働力が不足する時代を前にして、働く人が重視する「働きやすい企業」となるためには、仕事と子育ての両立支援は不可欠な要素といえるでしょう。
2007年10月現在、全国では、 ※355社の企業が次世代認定マーク「くるみん」を取得していますが、今後ますますこの認定企業が増えていくことが望まれます。
※全国の都道府県労働局ホームページに掲載された、認定決定企業のうち公表することに了解を得た企業の合計
認定基準は、以下の7点すべてに該当することが必要とされる。
- 雇用環境の整備について、行動計画策定指針に照らし適切な行動計画を策定したこと
- 行動計画の計画期間が、2年以上5年以下であること
- 策定した行動計画を実施し、それに定めた目標を達成したこと
- 計画期間内に、男性の育児休業等取得者がおり、かつ、女性の育児休業取得率が70%以上だったこと
- 3歳から小学校に入学するまでの子を持つ労働者を対象とする「育児休業の制度または勤務時間短縮等の措置に準ずる措置」を講じていること
- 次の(1)〜(3)のいずれかを実施していること
(1)所定外労働の削減のための措置
(2)年次有給休暇の取得の促進のための措置
(3)その他働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置
- 法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと
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(出典)厚生労働省ホームページより
一般事業主行動計画について
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/jisedai/index.html
基準適合一般事業主認定企業名都道府県別一覧について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/kijuntekigou/index.html
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