雇用における男女の意識変化

 女性の年齢階級別労働力率の変化や勤続年数の長期化等の背景には,女性の就業に関する国民の意識変化がある。
 女性が職業をもつことについての考えは,男女ともに,「子どもができてもずっと働きつづけるほうがよい」と考える「継続就業」支持が,「子どもが大きくなったら再就職するほうがよい」と考える「一時中断・再就職」支持を,初めて上回った。男性は前回調査(平成14年)もこの回答が最も多かったが,女性の回答で「継続就業」支持が最多になったのは,調査開始以来,初めてのことである。
 一方、現在育児中の者も多いと思われる30歳代女性の回答では,平成16年調査でも「子どもが大きくなったら再び職業をもつほうがよい」との回答が最多になっており,女性の労働力率がM字カーブを描くことが意識面からもみえる。

●一般的に女性が職業をもつことに対する女性の意識変化 ※図をクリックすると拡大表示します。
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●一般的に女性が職業をもつことに対する男性の意識変化 ※図をクリックすると拡大表示します。
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 固定的性別役割分担意識についてはかる指標とされている「夫は外で働き,妻は家庭を守るべき」という考えでも,初めて反対が賛成を上回った。男女別にみると,女性は反対が賛成を上回っているが,男性は依然賛成の方が多くなっている。しかしながら,男性においても賛成と反対の差は以前に比べて縮小しており,固定的性別役割分担に関する意識は,男女ともに着実に変化している。

●夫は外で働き、妻は家庭を守るべきという考え方について ※図をクリックすると拡大表示します。
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●夫は外で働き、妻は家庭を守るべきという考え方について(男女別) ※図をクリックすると拡大表示します。
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※平成17年度男女共同参画白書より