いろいろな考え・価値観を考えてみませんか(その1)
 

下記に二つの見解とそれぞれについての見解が示されています。あなたの見解に合うものがあれば選び、その理由を考えてください。また、合うものがない時は、「その他」を選び、見解を簡単に記入してください。

人権全般

意見A


差別語の使用がよく問題になります。そのとき、使うのを止めることがありますが、言葉は国民の財産ですから、抗議を受けたからといって止めるのはよくないことではないでしょうか。

見解
1 差別語の使用は、それにより傷つく人がいるわけだから止めるべきだ。
2 差別語といえども、使い得る場合がある。使えるかどうかのしっかりした判断で使い、抗議を受けたときもこの観点で対応すべき。
3 意図的に傷つける場合を除き、言葉を規制することは表現の自由に反する。基本的に止めるべきではない。
4 その他。


意見B


人権研修などで、差別が悪いと強く指摘されるのは、かえって反発を招き、自主的に参加する人の減少につながるのではないでしょうか。

見解
1 その通りだと思う。差別意識があるため、自分が叱られているような気持ちになり、何かいやだなという気持ちになる。
2 これは大切な問題なので、関心がなくても強制的に参加させるのはやむを得ない。
3 研修内容が一番大切だと思う。興味をもたれる企画力の不足が減少の原因だ。
4 人権問題はもともと仕事とは直接関連が薄いからだと思う。むしろ一人ひとりの自由意志で学習するものだ。
5 その他。
解答
 

子ども

意見A


子どもの意思表明は自由であり、大人と同じように認めるべきだという主張がありますが、まだ判断力がついていないのだから、大人と同じというのはかえって混乱が起きると思います。

見解
1 主張の通りである。子どもの意見を聞くとしても、まだ大人と同じように知識、理解、判断についての力をもっていない。最終的には大人が判断、決定してよい。
2 自由に意見をいうことは基本的人権のなかで、最も重要なものである。そして人権には子ども、大人の差はない。だから子どもの意見も大人と同じように扱うことが大切だ。
3 子どもにも差がある。その子どもの力によって意見をとるかどうかを判断するのが現実的だと思う。
4 その他。


意見B


いじめは人権問題であることにはまちがいないことだが、いじめられる側にも何かしら原因があるということで対処することが必要だと思います。

見解
1 その通りと思う。いじめた側がすべて悪いと考えるのは誤った結論を生み出し、逆の人権問題になることもある。
2 どのような理由があったとしてもいじめられる側にはいじめに関しての責任はない。いじめというものは、あってはならないものである。
3 そもそもいじめかどうかの判断が必要だ。軽いからかいのようなものまで、いじめかどうかをみきわめることが大切だ。
4 その他。
解答
 
神奈川県作成の
「ヒューマンライツ〜人権研修のためのテキストブック〜」
より抜粋