アムネスティの活動


 アムネスティとは、英語で恩赦という意味です。1961年の設立以来、世界中の人権侵害に対して、国境を越えて声を上げ続けている国際的な市民団体です。
 現在約150カ国に100万人以上の会員がおり、国連など国際機関との協議資格も持っています。その情報の正確さには定評があり、毎年発行される年次報告書は、世界に人権侵害を調べる際に必ず参照される資料です。アムネスティは、世界人権宣言の精神にのっとり、人権に対する関心を広く世界に呼びかけるとともに、次の4つの具体的な目的を持って活動しています。

暴力を用いてもいないのに、自分の信念や信仰、人種、言語、性などを理由として囚われた人「良心の囚人」の即時無条件釈放求める。
すべての政治囚に対する公正ですみやかな裁判その他の刑事手続きの保障を求める。
すべての拷問や死刑の廃止を求める。
政治的な背景を持った軍や警察などによる市民の殺害(超法規的処刑)や、軍や警察などの手にかかって人びとが闇から闇へと「失踪」させられることを阻止する。

 これらの活動が評価されて、1977年にはノーベル平和賞を受賞しています。
 アムネスティは非政府組織(NGO)です。いかなる政治・宗教などからも独立して、不偏不党の立場で活動しています。人権状況を改善するため、国際人権規約に基づいて、各国政府と対話も行っています。
 アムネスティ日本支部の設立は1970年で、現在は140あまりのグループ、約8,000人にのぼる会員や支持者がいます。
ちば人権展解説シートより抜粋