ご存じですか

(1)「街で車いすの人に出会ったとき」

 いろいろな障害をもつ人が足代わりに車いすを使っています。障害の種類や程度によって車いすの種類も異なりますし、必要なサポートの内容も違ってきます。たとえば、下半身は不自由でも両手が自由な人は車いすをスイスイと操作できますが、一方には介助者にすべて操作してもらわなければならない人もいます。でも、どんな人も車いすでの外出は神経を使うものです。とくに交通機関を利用するときは、前日から計画や準備をしておく人が多いようです。それでもなお屋外には、階段をはじめ道路の傾斜、横断歩道の段差など、バリアーがたくさんあり、しかも、路上の放置自転車や荷物で道がふさがれているなど、予想外の事態にでくわすのも珍しいことではありません。車いすの人が困ったようすであれば気軽に声をかけてみましょう。
 
車いすの人と同じ目線の高さになって、どんなことをどのようにサポートしてほしいか、よく聞いてください。障害によっては、発語がむずかしい人もいます。いちどで理解できなかったときは確認しましょう。

  車いすを持ち上げるときは複数の人が必要です。近くにいる、できれば力のありそうな人に「手を貸してください」などと声をかけて協力してもらいましょう。
 
 
車いすの操作に不慣れな人は、十分に注意してサポートしましょう。段差を越えるなど、自分にはできないかなと思ったら無理をしないことです   操作の基本を知って、正しい姿勢で押します。また、かかとの高い靴やひらひらしたドレッシーな服装のときは気をつけましょう。

「こんなことに気をつけて!」
 まず練習して    駅では安全第一に
車いすをサポートしたことのない人は、空いている車いすを使って操作の練習をしましょう。そのとき、車いすに乗って介助される体験もしてみると、乗り心地や車いすの人の気持ちがよく理解できます。   ・車いすごと乗れるタイプのエスカレーターがありますが、これを利用するときは、駅員の指示に従ってください。
・駅のホームや横断歩道はゆるい傾斜がついています。停止するときは必ずブレーキをかけましょう。
・駅の券売機に車いすからでは手が届かない場合は車いすを横づけにします。
 けがをしないように    直接車いすを操作しなくても
車いすは重いものです。たたんだり、ひろげたりするときは、中腰で両足をひろげて操作すると腰痛を防ぐことができます。また、シートをひろげるときに、シートの下に指をはさまないように注意してください。   車いすを操作する人の手荷物を持ってあげる、車いすの前方にある障害物を片づける、スーパーなどで手の届かない棚にある商品を取ってあげるといった手助けも役に立ちます。
「やさしいサポーターになるハンドブック」(ダイヤル・サービス(株))資料より

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