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ある会社から広報誌記載文の原文を見せてもらった。内容はバリアフリーに配慮した営業所の障がい者への接客方法を述べているのだが、その中に「なにが不自由なのかをどれだけ想像できるか」という部分があった。たぶん、「障がいを持った人が何で困っているのかをいち早く察知することが大切である」との趣旨であろう。
また、「手話で障がい者に応対したところ、喜ばれ、逆に励まされた」とのコメントが書いてあったが、この点が特に気になった。「逆に励まされた」は障がい者=励まされる者(側)との一方的な解釈であり、これは我々の間違った固定観念の表れではないか、健常者である執筆者の立場で障がい者への対応方法を書いたもので、相手の立場・視点に立っていないのではないか、と助言した。
その後、広報誌発行部署の部長より、前記の部分は「どのようなサポートを必要とされているのか」、後記は「逆に」を削除し、「励まされた」とした。また、執筆者をはじめスタッフに修正内容について充分に説明・議論し、フォローしたとの電話があった。
本人にとっては悪気無い文章や言葉が相手の心を傷つける、あるいは不快を感じさせることがあることをあらためて痛感させられた。この原文については執筆者の了解を得て、次回の人権啓発研修での討議資料として、活用したいと考えている。
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