エッセイ

男性社会と女性の活躍 飯ケ谷 洋治

テレビの報道を見て感じたこと  最近、イスラエルがパレスチナとの国境のヨルダン川西岸に分離壁を建設していることについて、新聞や週刊誌で様々な記事を散見します。
 分離壁についてイスラエルは『テロ対策として国民を守るために必要』と主張し、一方パレスチナは『国土を奪われて生活に重大な支障をきたす』と反論しています。そのような中で国際司法裁判所は7月9日『占領地での壁建設は国際法に違反するので中止・撤去すべきだ』との判断を下しました。空撮の写真では、分離壁で元の道や街並みが分断されており、壁が人間のきずなを断ち切る様にも思われるとの記事がありました。一方、別の記事には男性優位の社会で衝突を続けている中で、両国の女性団体が合同で7月10日、エルサレム郊外のアラムで『壁反対デモ』を行ったとの記事がありました。敵対する勢力の女性が連携して行動を起こすのは大変珍しいとの内容でした。
 これらの地域では男性優位の社会のようですが、平和を確立するには男性の論理だけでなく、女性の論理も政治の中に反映されるべきであり、そうすることによって視点が変わり、平和に向けて大きく前進するのではないかと思いました。この世の中、半分は女性です。日本だけでなく、世界の女性の活躍を期待します。


戻る  ホームに戻る