先日、「テスト・ザ・ネイション 全国一斉IQテスト」というテレビ番組を見た。新聞の一面広告もあり、前評判が高く家族みんなで挑戦することになり、楽しみにしていたが,番組が始まると驚いた。
番組ではIQの程度を比較するグループを興味本位におもしろおかしく用意されていた。 会場での回答者は、医者、教師、東大、巨乳、武道家、大工、著名人の7グループに分かれていた。また、視聴者の参加結果のグループ分けは、都道府県別、男女別、独身・既婚・離婚別等。製作者からすれば視聴率を確保するためには、このぐらいの分け方は当たり前ということだろうが、番組を見ながら次々疑問が湧いてきた。
これはもしかして差別ではないだろうか、娯楽番組として許せる範囲なのだろうか、番組を見た人はどう思っているのだろうか、これから何か問題になるのではないだろうか・・・。
一見、知的な好奇心を満足させるような興味深い題名の番組だったが、日常生活の中に、自分の身の回りに、このテレビ番組と同じように意識すると「人権」を考えさせるものが多いことに気づき、新任の人権担当者としてあらためて考えさせられた出来事だった。