テレビ番組で、三つの町内の防犯対策実例が紹介されていました。実例は、(1)
空き巣のプロに町内の弱点を教わる (2) 町内会による巡回パトロール (3) 町内会のあいさつ運動 で、それぞれ効果がありましたが、最も高い評価を受けていたのは、町内の方々が日常のあいさつを交わすことで不審者を見分ける(3)
でした。人と人が行き交う場面で言葉を交わすことが、意外なところでも効果を発揮していました。職場でセクハラ相談窓口を担当して4年経ちますが、受ける相談の大半は、電子メール、電話、ファックスによるものです。相談者の表情や態度が見えない分、気安さもありますが、反面「思いやりの心」(情)が欠けてしまうのでは、と不安感がつきまといます。また、社内研修の場面でも、自分の一挙一動が参加者一人ひとりの表情に反映し、それを受けて、さらに熱がこもったり、笑いを入れたりしている自分に気づくこともあります。 人と人とのコミュニケーションは、言葉によるもの7%、音声によるもの38%、表情・態度によるもの55%といわれています。伝達方法が多様化する中だからこそ、情(こころ)に満ちたフェィス・ツゥ・フェィスも億劫がらずに大切にしていきたいものです。 |