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先日の日曜日に参加した研修会で、ストレスに陥り易い人として、A型気質の人が多いと伺った。このA型というのは血液型のことではなく、アクティブ、アグレッシブなという文字の頭文字の総称としてのA型であるらしい。つまり、能動的で積極的なタイプや、攻撃的でややもすればけんか好きなタイプの人が一般的にはストレスが溜まり易いという。
例えば、「競争が大好きで、上昇志向が強く偉くなることへの強い願望があり、早口で、早食いで、夜遅くまで仕事をすることが限りなく好きといったことなど、概してのろいのがいやであり、人に弱みを見せたくない人」という定義の解説を受けると、ややステレオタイプ化と言えなくもないが、自分自身に当てはめて思い当たる事もあるから、一概に一般化とも言えないのかとも思ったりしてしまう。
こういった人は、普通の人に比べて2.4倍以上の確率で心筋梗塞になり易いというから、要注意である。
このA型気質の人への提言として、「自分自身の気質に気がつくことが大切で、時にはテンポをゆっくりとさせ、のろい人を受け入れることが大切」とご教授いただいた。
そんな研修会を終え、JR山の手線・田町駅から高田馬場駅へ向かう電車の中で、もう70歳に近いであろうか、やや不安な眼差しの女性の隣の席に座った。
「何かお困りでも」との私のしぐさに、『あのう…、この電車は新宿へ行くでしょうか』と言う。東京駅で来た電車に飛び乗ったそうで、半信半疑であったということだった。『ええ、行きますよ』と言うと、ホッとしたという表情であるものの、やや落ち着かぬ様子。『新宿駅は、あと8つ目か、9つ目ですよ。私も新宿へ行きますから、安心して乗っていてください』というとやっと安心したらしく、背もたれに背を付け、やおらバッグから喉飴を取り出し私にすすめてくれる。私も飴は持っているので、『持っているから結構です』と言うと、『せっかく出しましたので』と言ってなおもすすめる。不安を解消した彼女のお礼の気持ちと理解し、素直に『ありがとうございます』といって受け取った。
そんなきっかけから、東京駅で山の手線に飛び乗ったいきさつやら、新宿から小田急線に乗り換え自宅に戻ることなど、話しているうちに新宿駅についた。
日曜日の午後も相変わらず新宿駅は人の波であり、結局、小田急線の乗換口が見えるところまで案内してお別れした。車内でのアナウンスや駅構内での案内板や表示物など、また、駅構内での混雑具合にもよるが、高齢者か否かを問わず、慣れていない人たちには、この激しい流れにはなかなか乗れないだろうなという感想を持った。
それと同時に、自己中心的にならず、ゆっくりしているものを見守り、受け入れることや、何か困っている者がいれば、相手の求める行動を社会の誰もがとって行けるようにしていくこと。これが、人権尊重という文化を築く上で、重要な課題であると感じた一日であった。
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